トイレの黄ばみの救世主!! 耐水ぺーパーで気になる汚れもスッキリ解消!

おトイレ掃除で一番厄介な存在・・

洗剤をかけて何度ブラシでこすっても
一向に落ちてくれない、黄ばみや黒カビ。


長年の積み重ねで、便器にしっかりこびりついているので泣く泣く諦めていた人も多いのではないでしょうか?

そんな、頑固な汚れには、強力な洗剤を

と思いますが、実は・・


耐水ペーパーで、その汚れ落ちてしまうのです!
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そもそも

「耐水ペーパーって何?」
と思われる人もいると思います。

まずは、頑固な汚れの正体と、耐水ペーパーについてお伝えしましょう。

あなたの自宅もこれでピカピカトイレに大変身!


1.頑固な汚れの正体は!耐水ペーパーでらくらくキレイに

長年の積もった尿石と黒カビは、ブラシと洗剤では落ちません。

便器にこびりついた尿石や黒カビは石灰化しているので、耐水ペーパーで削り落としていくことが必要です!

特にトイレは、使用していない時にも水がたまっているため、カビが繁殖しやすい環境下にあるからです。


一度、繁殖したカビは中々落ちないものです。


では、さっそく

①頑固な汚れの正体とは?
②耐水ペーパーっていったい何?

の2本立てで見ていきたいと思います。


1-1.便器の汚れの正体とは?

「トイレの便器に付着している汚れ一体なに?」と思われている人も少なくありません。


実は

黄色い汚れは尿が固形化したもの
黒い汚れはカビや微生物がほこりと付着したもの

そして、尿石にはアンモニアが含まれているので、匂いの原因にもなります。


汚れの正体はこれだった!!

〇尿の汚れは2つあります

・黄ばみ→尿に含まれるカルシウムなどが結晶化したアルカリ性の尿石。

・黒カビ→カビや微生物が原因と言われ、黒かびが固まってできた汚れ。

便器の中の頑固な汚れは尿が固形化したもので、尿に含まれるカルシウムイオンが炭酸やたんぱく質などと反応してカルシウム化合物となり、便器に付着したものです。

便器内だけではなく、トイレタンクの中で繁殖したカビがホコリや水と付着して黒ずみになることがあります。

                   
     

1-2.耐水ペーパーって一体なに?

聞きなじみのない人も多いと思いますが、実はホームセンターで購入することができ、お手軽に手に入る便利なお掃除グッツです!

尿石汚れには「耐水ペーパー」を(^^)/


耐水ペーパーのおススメの種類

耐水ペーパーは、サンドペーパーの一種で、使用するときに水をつけて研磨する道具です。

汚れを削り取っていくイメージで落としていきます。

〇目の粗さに合わせて種類があります。
・1000~1500番(大体の汚れは落ちていきます)
・800番(強い汚れ、傷をつけないように落としていくことが必要です)

傷をつけずに汚れを落とす方法は、耐水ペーパーと便器を常に水に濡れた状態にしておくことです。


2.その汚れ、実は落ちるんです!!3ステップでスッキリ解消


2-1.お掃除前の水の抜き方

尿石を除去するには洗剤をかけることがとても大切です。
そのためには、洗剤をより染み込ませるために、ストーブに石油を入れる時に使う汲み上げ式のポンプを使用して水を抜きます。


2-2.尿石掃除のおススメ洗剤

①アルカリ性の尿石には、酸性のクエン酸をかけると汚れが分解されていきます。まんべんなくかけて汚れを落としていきます。

②重曹とクエン酸を使用しても黒ずみを落とすことができます。
弱アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸を混ぜ合わせると、化学反応を起こして発泡し炭酸ガスを発生させます。

この泡が強力な洗浄剤となり、黒ずみだけでなく尿石による黄ばみも落とすことがきるので、一石二鳥の洗浄方法です。

〇クエン酸水の作り方
空のスプレーボトルにクエン酸を大さじ2杯と、水を200mlを混ぜます。


2-3.耐水ペーパーで汚れを落とそう

耐水ペーパーは、水をつけながら汚れを削り取っていくイメージでおこないます。

一般的な紙やすりは、水をつけてしまうと破れてしまうため、トイレ掃除には不向きですが、耐水性の高い耐水サンドペーパーは、崩れる心配がないので最後まで使うことができます。

水をつけて使用するため、熱を持ちづらく安心、削ったときの粉が周囲へ広がりにくいというのが、耐水ペーパーのメリットです。


3.お掃除のお仕事で実際にあった尿石の汚れ


お掃除のお仕事で、尿石の汚れで困っているお客様がいらっしゃいました。

古民家に住まわれていて、入居する前からトイレの黒ズミと黄ばみがあり、掃除をしても落ちないと話されていました。


お客様もなんどもトイレ掃除をされていましたが、実際に洗剤をかけて、ブラシで磨いても汚れは落ちません。

そこで、「耐水ペーパー」で磨いたところ、長年の汚れがみるみるうちに落ちて、ほぼ真っ白なトイレに戻っていきました。


今まで落ちなかった汚れが落ちて、お客様も快適なトイレ空間になったと喜ばれていました。

before
after


〇石灰化する前の予防法
尿石は定期的なトイレ掃除で防ぐことができます。

「汚れてからお掃除しよう!」なんて思っている人も少なくありませんが、その時にはすっかり固くなってしまい、汚れを取ることが大変な状態になっています。

また、尿石になる前に掃除をしておくと、強力な洗剤も不要です。
1日1回掃除ができれば、なお安心です。


4.まとめ

  • 頑固な汚れの正体は!耐水ペーパーでらくらくキレイに
  • 汚れの正体はこれだった!
    便器の中の頑固な汚れは尿が固形化したもので、尿に含まれるカルシウムイオンが炭酸やたんぱく質などと反応してカルシウム化合物となり、便器に付着したものです。
  • 尿の汚れは2つあります
    黄ばみ→尿に含まれるカルシウムなどが結晶化したアルカリ性の尿石。
    黒かび→カビや微生物が原因と言われ、黒かびが固まってできた汚れ。
  • 耐水ペーパーのおススメの種類
    耐水ペーパーは、サンドペーパーの一種で、使用するときに水をつけて研磨する道具です。
    汚れを削り取っていくイメージで落としていきます。
  • 目の粗さに合わせて種類があります。
    1000~1500番(大体の汚れは落ちていきます)
    800番(強い汚れ、傷をつけないように落としていくことが必要です)
  • その汚れ、実は落ちるんです!!3ステップでスッキリ解消
  • お掃除前の水の抜き方
    尿石を除去するには洗剤をかけることがとても大切です。
    そのためには、洗剤をより染み込ませるために、ストーブに石油を入れる時に使う汲み上げ式の道具を使用して水を抜きます。
  • 尿石掃除のおススメ洗剤
    アルカリ性の尿石には、酸性のクエン酸をかけると汚れが分解されていきます。まんべんなくかけて汚れを落としていきます。
  • 重曹とクエン酸を使用しても黒ずみを落とすことができます。
    弱アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸を混ぜ合わせると、化学反応を起こして発泡し炭酸ガスを発生させます。
    この泡が強力な洗浄剤となり、黒ずみだけでなく尿石による黄ばみも落とすことがきるので、一石二鳥の洗浄方法です。
  • 耐水ペーパーで汚れを落とそう
    耐水ペーパーは、水をつけながら汚れを削り取っていくイメージでおこないます。
    一般的な紙やすりは、水をつけてしまうと破れてしまうため、トイレ掃除には不向きですが、耐水性の高い耐水サンドペーパーは、問題なく使用できます。
    水をつけて使用するため、摩擦面が熱を持ちづらく安心、削ったときの粉が周囲へ広がりにくいというのが、耐水ペーパーのメリットです。


5.おわりに

今まで、気になるけれど、どうすれば汚れが落ちるのか分からず、困っていることが多かったと思います。ぜひ、一度「耐水ペーパー」を試してみて下さい。

毎日気になっていた頑固な汚れが落ちていくと、トイレに入るたびに快適な気分になりますよ。

耐水ペーパーはホームセンターで販売しています。すぐに手元に入るお掃除道具なので、とってもおススメです!

トイレが心地いい空間になるだけで、毎日ハッピーな朝を迎えられますよ。

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