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話題の『発酵バター』は\ヨーグルトメーカーなし/でも作れるの?6つの方法をご紹介!!

健康に良い効果がある!と話題の発酵食品。「発酵バターを手作りしたい」と思って作り方を調べてみると、ほとんどのレシピで、ヨーグルトメーカーを使っていました。

でも、作り続けるかどうかわからないし、ヨーグルトメーカーを買うべきかどうか…と悩みませんか?そんな方のために

発酵バターは、ヨーグルトメーカーがなくても作れるの?

という疑問にお答えしていきますね。





なぜヨーグルトメーカーが必要なの?


なぜ発酵バターを作る時に、ヨーグルトメーカーが必要なのでしょうか?その答えは、乳酸発酵をさせるときに便利だから。その理由を順番にみていきましょう。


発酵バターと普通のバターの違いって?

まずは、発酵バターと普通のバターの違いを、製法の違いから簡単に説明します。

〇非発酵バター(甘性バター)
クリームをかき混ぜて、乳脂肪分を分離させることで作られます。

〇発酵バター
クリームに乳酸菌を混ぜて、発酵させてから作ります。

一言でいうと、発酵バターは乳酸菌を加えて発酵させたもの。そして日本のスーパーで売られているのは、主に非発酵バターですね。


発酵バターの作り方って?

発酵バターは、生クリームとヨーグルトの2つの材料があれば、ご自宅で手作りすることができます。有塩にしたいときは、お塩を加えます。

その手順は大きく分けると2ステップ。

①生クリームにヨーグルト(乳酸菌)を混ぜて発酵させる

②撹拌する

行程は単純ですが、作業には少し根気が必要。ただ、手作りした発酵バターはとてもおいしいんです!!

発酵バターの作り方については、「2つの材料&2つのステップで作れちゃう!おいしくて体にも良い『発酵バター』の作り方」を参考にしてください。


なぜヨーグルトメーカーが必要なの?

ヨーグルトメーカーは、生クリームにヨーグルト(乳酸菌)を混ぜて発酵させる過程で使います。

つまり、ヨーグルトメーカーを使う理由は「簡単に乳酸菌を発酵させることができる」から。

乳酸発酵が最も進むのは、40~45度で約6時間。

ヨーグルトメーカーは一定の温度を保つことができ、しかもタイマー設定もできるので、スイッチ一つで放っておくことができるんです。


では、ヨーグルトメーカーがなかったら、発酵バターを作ることはできないのでしょうか?答えは「NO!」。

乳酸発酵の特徴をおさえれば、ヨーグルトメーカーがなくても発酵バターを作ることはできますよ。

次に、その方法を紹介していきましょう。




ヨーグルトメーカーを使わずに発酵バターを作る方法


ヨーグルトメーカーを使わずに、発酵バターを作る方法は6通りあります。

①常温で発酵させる
②オーブンで発酵させる
③発泡スチロール+ペットボトルを使って発酵させる
④鍋+お湯+ブランケットを使って発酵させる
⑤ホームベーカリーの生種起こし機能で発酵させる
⑥炊飯器で発酵させる


まずは乳酸発酵についておさえましょう

乳酸発酵の適温と発酵にかかる時間は


40~45度で6時間

ここが大きなポイントです!!

ようするに、ヨーグルトメーカーを使わなくても、この状態を作ることができれば発酵バターができるということです。

乳酸菌は通常、50℃以上で徐々に、70度でほぼ死滅すると言われています。

高温で加熱すると乳酸菌は死んでしまうので、この点は注意しましょう。


ヨーグルトメーカー以外で発酵させる方法とは?

①常温で発酵させる

季節によって、室温に差があります。気温が下がる冬場は、常温での発酵は難しそうですね。30度以上を保つことができれば、1~2日間で発酵させることが可能です。


②オーブンで発酵させる

オーブンで40度に設定して、約6時間稼働させます。

レンジと一体型だと、その間オーブンレンジが使えなくなってしまうので注意しましょう。就寝時にセットするというのも手ですね。


③発泡スチロール+ペットボトルで発酵させる

ホームセンターや100円均一などで売られている、発泡スチロールでできたボックスに、お湯が入ったペットボトルを入れて保温します。

温度計を一緒に入れておき、温度管理をしましょう。40度で約6時間。お湯がぬるくなったら交換します。


④鍋+お湯+ブランケットで発酵させる

熱が冷めにくいお鍋(鉄製の鍋や土鍋など)にお湯をはり、容器に入れた材料を入れます。お鍋をブランケットで包み、冷めにくいようにします。

温度管理が必要です。お湯がぬるくなったら交換して、できるだけ一定の温度を保ちます。40度で約6時間が目安です。


⑤ホームベーカリーの発酵機能を使って発酵させる

生種起こし機能を使います。手順は「生種容器に材料を入れて→羽を外してセット→スイッチオン」。

メーカーによって違いがありますので、説明書で確認してください。

ホームベーカリーの生種起こし機能は、約30度。適温の40~45度よりも低いので、発酵するまでに時間がかかります。


⑥炊飯器で発酵させる

炊飯器の釜に40度のお湯を張り、容器に入れた材料を入れます。電源は入れずにふたをして40度を保ち、約6時間。

温度が下がってきたら保温機能をONにして温め、40度以上になったら保温機能をOFFにします。

炊飯器の保温モードは、ふたをしておくと、ほぼ74度まであがるので注意しましょう。

※温度についてはメーカーにもよりますので、説明書で確認してください。


どんな状態になれば発酵したといえるのかな?

生クリームとヨーグルトを混ぜた状態から、サワークリームもしくはクリームチーズ状に固まればOKです。

下の写真を参考にしてください。


ちなみに私は、ヨーグルトや甘酒、塩麴などの発酵食品をよく手作りするので、発酵食品用に4合炊きの炊飯器をもう一つ買いました。

その炊飯器に「ヨーグルトモード」がついていて、約40度に温度を保ってくれるので重宝しています。

ネットショップから4000円程で購入したので、参考になさってくださいね。




まとめ


  • なぜヨーグルトメーカーを使うの?
    ヨーグルトメーカーは、生クリームにヨーグルト(乳酸菌)を混ぜて発酵させる過程で使います。
    つまり、ヨーグルトメーカーを使う理由は「簡単に乳酸菌を発酵させることができる」から。
  • ヨーグルトメーカーを使わずに発酵バターを作る方法は6通り。
    ①常温で発酵させる
    ②オーブンで発酵させる
    ③発泡スチロール+ペットボトルで発酵させる
    ④鍋+お湯+ブランケットで発酵させる
    ⑤ホームベーカリーの発酵機能を使って発酵させる
    ⑥炊飯器で発酵させる



おわりに


ヨーグルトメーカーがなくても発酵バターを作る方法をいくつかご紹介しました。

購入を迷われている方の参考になったら嬉しいです。

クリームに乳酸菌を混ぜて、発酵させてから作る『発酵バター』は、健康にも美容にもダイエットにも効果的。

おいしく、健康に&きれいになれるなんて、理想的ですね。

発酵バターの詳しい効果については「おいしくて魅力がいっぱい!!『発酵バター』の効果・効能って?」を参考にしてください。

ぜひ手作りにも挑戦してみてくださいね!!

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