発酵バターの作り方『豆乳ヨーグルト』を使って、さらに効果をアップしちゃいましょう!!
発酵バターは手作りができるって、ご存知ですか?栄養がある上に、すごくおいしいんです!!一度作ったらやみつきになり、わが家では大人気。
材料は、生クリームとプレーンヨーグルト。発酵バターを作っていて、ふと「豆乳ヨーグルトでもできるのかな?」と思い、チャレンジしてみました。
通常のヨーグルトと豆乳ヨーグルトとでは、発酵バターを手作りしたときに、味に違いはあるのでしょうか?
豆乳は体に良いイメージがありますが、どんな効果が期待できるのでしょうか?
①豆乳ヨーグルトでも発酵バターはできるの?
②味や栄養価に違いはあるのかな?
そんな疑問にお答えします。
この記事の目次
- 1.①豆乳ヨーグルトでも発酵バターはできるの?
- 2.②味や栄養価に違いはあるのかな?
- 3.まとめ
- 4.おわりに
①豆乳ヨーグルトでも発酵バターはできるの?
答えは「YES」。豆乳ヨーグルトからも発酵バターを作ることができます。
通常のバターは、動物性の生クリームを撹拌して、ホエイ(乳清)とバターを分離させて作ります。
発酵バターは、生クリームにヨーグルト(乳酸菌)を加え、発酵させてから撹拌します。
通常のヨーグルト同様、豆乳ヨーグルトにも乳酸菌が含まれているので、発酵バターを作ることができるんです。
豆乳ヨーグルトを使った発酵バターの作り方
豆乳ヨーグルトを使った発酵バターの作り方を紹介しましょう。材料も手順も、通常のヨーグルトを使ったものと同じ。
プレーンヨーグルトを豆乳ヨーグルトに置き換えるだけです。
【材料】
〇生クリーム 200㎖
※動物性で、純度の高いもの
〇豆乳ヨーグルト 大さじ1
〇塩(有塩にする場合)
【作り方】
①生クリームに豆乳ヨーグルトを混ぜます。
②発酵させます(40度で約6時間)。
③冷蔵庫で寝かせます(1~3日間)。
※クリームチーズ状になったらOK。
④ハンドミキサーで混ぜます。
※乳清(ホエイ)とバターが分離したらOK。
⑤水分を切って出来上がり。
詳しい作り方は「2つの材料&2つのステップで作れちゃう!おいしくて体にも良い『発酵バター』の作り方」を参考にしてくださいね。写真付きで説明しています。
■豆乳ヨーグルトの作り方
私は、豆乳ヨーグルトも手作りしています。せっかくなので、豆乳ヨーグルトも手作りしてみませんか?
【材料】
〇成分無調整豆乳 200cc
〇プレーンヨーグルト 大さじ2
※無糖のヨーグルトを使います。
※市販の豆乳ヨーグルトでもOK。
!!できあがり量を増やす場合は、必要な倍量にしてください。
【作り方】
①熱湯消毒した容器に、常温にした豆乳とヨーグルトを混ぜます。
② ヨーグルトメーカーに入れて発酵させます(40度で約7時間)。
※常温でもできますが、寒い季節には時間がかかります。
※温度設定ができて、一定に保ってくれるヨーグルトメーカーを使えば、スイッチ一つでお任せ。簡単にできるのでオススメです。
ヨーグルトメーカーについてはこちらの記事にまとめましたので、参考にしてくださいね。「必要?不要?ヨーグルトメーカー「発酵バターの作り方」あると便利な理由って?」
豆乳は「無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の3種類
それぞれ、大豆固形分や大豆たんぱく質の含有量、カロリーや栄養成分が異なります。「原料の大豆成分がどれだけ残っているか」が大きなポイントです。
〇無調整豆乳
・大豆固形分が8%以上(大豆たんぱく質が3.8%以上)。
・基本的に大豆と水だけで作られている。
〇調整豆乳
・大豆固形分が6%以上(大豆たんぱく質が3.0%以上)。
・無調整豆乳に砂糖や塩、乳化剤や添加物などを加えて作られている。
〇豆乳飲料
・大豆固形分2%以上(大豆たんぱく質が0.9%以上)。
・調製豆乳にコーヒーやココアなどのフレーバー、バナナなどの果汁で味付けし、ジュース感覚でおいしく飲めるようになっている。
②味や栄養価に違いはあるのかな?
豆乳ヨーグルトを使った発酵バターと、プレーンヨーグルトを使った発酵バター。味や栄養価に違いはあるのでしょうか?
結論として…味はそんなに変わらず!!栄養価は、アップしました!!
味に大きな差は感じませんでした
豆乳ヨーグルトと通常のプレーンヨーグルトの両方を手作りしていますが、その味や香りに違いを感じます。
でも、できあがった発酵バター。豆乳ヨーグルトを使っても、通常のプレーンヨーグルトを使っても、私的には、味に大きな違いはなかったです。
大豆独特の香りも特にありません。家族も同意見でした。ただ、感じ方は個人差がありますので、ぜひ食べ比べてみてくださいね。
栄養価はどうでしょう?
発酵バターがもつ効果に、豆乳の栄養価が加わることで、さらにパワーアップ!!
豆乳は体に良いと、最近人気な食品です。消費量も拡大しているようですね。ここでは、豆乳の栄養価や効果・効能についてみていきましょう。
発酵バターの効果については「「おいしくて魅力がいっぱい!!『発酵バター』の効果・効能って?」」にまとめてありますので、ぜひお読みください。
〇豆乳って何?
豆乳は大豆が原料であり、豆腐に固める前の乳液の状態のもの。大豆をすりつぶして液体を絞り、汁と「かす」に分けます。汁が豆乳で、「かす」がおからです。
〇豆乳の栄養って?
豆乳の主な栄養素は次の通りです。
・イソフラボン
・タンパク質
・鉄分
・ビタミンB群
・ビタミンE
・レシチン
・サポニン
〇豆乳にはどんな効果が?
豆乳は、健康や美容、ダイエットにも効果的なんです。栄養素がもつ特徴からみていきます。
・イソフラボン
更年期障害や骨粗鬆症、PMSなど、エストロゲンの減少によって起こるさまざまな不調を緩和します。
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た効果が!!
加齢とともに分泌量が減り、とくに40代になると急激に減少してしまうエストロゲン。
イソフラボンは、フラボノイドに分類される注目の機能性成分であり、女性ホルモンのエストロゲンと似た効果を発揮するポリフェノールの仲間です。
・タンパク質
人にとって必要不可欠な栄養素。筋肉や皮膚、爪、髪などを健康に保ちます。 免疫力や基礎代謝の向上、ホルモンや酵素などの材料にもなります。
・鉄分
貧血予防に必須な栄養素です。
・ビタミンB
群脳の働きを維持します。不足すると集中力の低下やイライラなどにつながることも。
・ビタミンE
女性ホルモンの分泌を調節します。血流を促進し、冷えや肩こりを緩和する作用があります。
・レシチン
記憶力を高め、脳の老化を予防します。コレステロールを溶かす作用があり、動脈硬化を予防します。
・サポニン
コレステロールや中性脂肪を減らす作用があり、肥満を予防します。アレルギー症状を和らげ、免疫力を向上させる効果も。
豆乳の過剰摂取は避けましょう
体に良い効果のある豆乳ですが、飲み過ぎると逆に
・ホルモンバランスを崩す
・体を冷やす
・カロリーオーバーになる
など、健康を害する可能性が指摘されています。
大豆イソフラボンの1日の摂取量の上限は、食品から摂る場合、70~75mgと設定されています(食品安全委員会による)。
豆乳は、 他の大豆製品をあまり摂取しないのであれば1日に200ml、摂取するようであれば100mlが適量です。
まとめ
- ①豆乳ヨーグルトでも発酵バターはできるの?
発酵バターは、動物性の生クリームにヨーグルト(乳酸菌)を加え、発酵させて作ります。
通常のヨーグルト同様、豆乳ヨーグルトにも乳酸菌が含まれているので、発酵バターを作ることができます。
材料も手順も、通常のヨーグルトを使ったものと同じ。プレーンヨーグルトを豆乳ヨーグルトに置き換えるだけです。 - ②味や栄養価に違いはあるのかな?
豆乳ヨーグルトを使った発酵バターと、プレーンヨーグルトを使った発酵バター。味はそんなに変わらず。栄養価は、アップしました!!
豆乳の主な栄養素は次の通り。
・イソフラボン
・タンパク質
・鉄分
・ビタミンB群
・ビタミンE
・レシチン
・サポニン
おわりに
クリームに乳酸菌を混ぜて、発酵させてから作る『発酵バター』は、健康にも美容にもダイエットにも効果的。
おいしく、健康に&きれいになれるなんて、理想的ですね。
発酵バターをより効果的に&おいしくいただく方法は「『発酵バター』をもっとおいしく&もっと効果的に食べたい!!発酵バターの使い方」についてまとめました
ぜひ、豆乳ヨーグルトを使った発酵バターも作ってみてくださいね!!
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