話題の『発酵玄米』!!栄養素からみた玄米の魅力と、発酵玄米の8つの効果
「発酵玄米」という言葉を知っていますか?健康や美容、ダイエットに効果的!!と、話題になっているんです。自然食レストランや自然食カフェで見かけることが増えたのも、関心の高まりを表していますね。
実際、どんな効果があるの?
なぜ、体に良いのかな?
もっと詳しく知りたい!!と思いませんか?
〇白米と玄米の違いって?
〇玄米にはどんな効果があるの?
〇玄米を発酵させることで得られる効果とは?
まずは玄米と白米の違いから、みていきしょう。
この記事の目次
- 1.そもそも玄米と白米の違いって?
- 2.玄米にはどんな効果があるの?
- 3.玄米を発酵させることで得られる効果とは?
- 4.まとめ
- 5.おわりに
そもそも玄米と白米の違いって?
玄米と、白米の違いをご存じですか?一言でいうと、玄米は「精米していないお米」、白米は「精米したお米」です。
玄米
籾米(もみごめ)から籾殻(もみがら)だけを取り除いたお米
白米
玄米からさらに糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除き、胚乳(はいにゅう)のみにしたお米
引用元:https://netdeduessel.com/2014/10/22/白米と玄米と発芽玄米の違い/
〇玄米、三分つき米、五分つき米、七分つき米、胚芽米、白米の順に、精白度合いが大きくなります。
〇精白がすすむにつれてビタミンやミネラル、食物繊維などの体に良い成分が失われてしまいます。
つまり、玄米から取り除いた糠や胚芽にこそ、ビタミンやミネラル、食物繊維といった、私たちの消化・代謝を助ける大事な栄養素がたっぷり詰まっているんです!!具体的な数字でみてみましょう。
玄米に含まれる栄養素は、白米に含まれる栄養素と比べると
・食物繊維は、約8倍
・マグネシウム(ミネラル)は、約5倍
・ビタミンB1は、約5倍
・ナイアシンは、約5倍
・ビタミンB6は、約5倍
・ビタミンEは、約6.5倍
つまり、お米を玄米のまま食べることで、栄養バランスの優れた健康的な食事ができるということですね。
それでは玄米の効果について、さらに詳しくみていきましょう。
玄米にはどんな効果があるの?
玄米は白米よりも栄養価が高く、健康、美容、ダイエットに有効!!その効果を、玄米に含まれる栄養素ごとにみていきましょう。
ビタミンB1
・疲労回復効果
・皮膚や粘膜の健康維持・糖質をエネルギーに変えてくれる効果
・神経機能を健康に保つ効果(神経の伝達や脳の活動を正常に保つ)
ビタミンE
・血行促進効果(肩こり、体の冷えを和らげる)
・ホルモンバランスを整える効果( 自律神経失調症や更年期障害の予防)
・老化を防ぐ抗酸化効果
フィチン酸
・デトックス作用
・血栓症を予防する効果(動脈硬化、心筋梗塞を防ぐ)
・貧血を予防する効果
・血液不調を改善する効果(コレステロール値、中性脂肪値の低下)
イノシトール
・生活習慣病の予防&改善効果
(脂肪肝を防ぐ、肝機能改善、コレステロール血栓の改善)
・神経機能を健康に保つ効果(神経の伝達や脳の活動を正常に保つ)
・髪を健康に保つ効果
フェルラ酸
・アルツハイマー病を予防する効果
・美白効果(メラニンの生成を抑制し、色素沈着を防ぐ)
・高血圧を予防する効果(抗酸化作用、コレステロール値の低下)
アラビノキシラン
・免疫活性効果(NK細胞の活性化、抗ガン作用)
・抗酸化作用
γ-オリザノール
・生活習慣病の予防&改善効果
(コレステロール低下、抗ガン作用、抗酸化作用)
・脳の機能を改善する効果
(自律神経失調症、更年期障害、老人性認知症の治療に医薬品として使われている)
マグネシウム
・丈夫な骨を作る効果
・高血圧を予防する効果
・心疾患を予防する効果
・精神を安定させる効果マグネシウムは、カルシウムと同じく骨に貯蔵される栄養素
ギャバ
・ストレス軽減、精神安定効果
・血圧やコレステロールを下げる効果・抗ガン効果
玄米の力、お分かりいただけましたでしょうか?実際に白米を玄米ごはんに変えた方の「変化の声」をみつけたので、載せますね。
〇30代女性
https://club.panasonic.jp/blogs/spn/diet-way/meal/mb182.html
9月から玄米を食べています。体重1キロ、体脂肪2%程度ですが減りました。でも、何より嬉しいのはお通じがすごく良くなった事です!気分爽快で、今まで運動するより眠っていたかったのが、週に2回位ですが1時間位ウォーキングするようになりました。玄米からパワーを貰ってる♪かな?
〇 20代女性
主食を玄米or玄米入り白米にしています。 パン類、麺類は食べません。 玄米は良く噛まないといけないので、自然と食事量は減ります。 腹持ちも良いので、間食もしなくて平気です。 約二ヶ月で体重四キロ、脂肪量二キロ減りました。 体調も良いです。
体調がよくなった、便秘が解消された、肌の調子がいい、体重や体脂肪率が減ったなど、嬉しい声がいっぱいの玄米。
でも、玄米を炊飯器で普通に炊くと上手に炊くことが難しく、時間がかかるうえにパサパサになりがち。そして消化が悪く、食べるとお腹の調子が悪くなるという人も。
そんな理由で、長続きしない方が多いんです。こんなに魅力がつまっているのに、もったいないですね。
実は、これらの悩みを解消してくれるのが『発酵玄米』なんです!!次に、その効果をみていきましょう。
玄米を発酵させることで得られる効果とは?
玄米のデメリットを、メリットに変えてくれる発酵玄米。発酵玄米にすることで、食感だけでなく消化も良くなるうえ、栄養価も玄米より更に高くなるんです。
発酵玄米って何?
玄米に小豆と塩を入れて炊いたものを、70℃前後の炊飯器で3日間ほど寝かせて、酵素を活性化した玄米。
つまり、玄米を発酵させたものですね。酵素玄米や寝かせ玄米とも呼ばれることがあります。
発酵玄米の8つの効果
①便秘解消
原料の玄米や小豆は、便秘に効く食物繊維が豊富。ところが不溶性のため、消化しずらいんです。それが発酵させることで酵素が働き、消化しやすくなるんです。
②むくみ解消
原料の小豆は「利尿作用のある生薬」と言われています。体内に滞った水分を排出するので、気になるむくみを解消してくれます。
③冷え解消
原料の玄米や小豆は、身体を温める陽性の食品なので、女性の天敵である冷えの改善も期待できます。
④アンチエイジング
原料の玄米には若返りに効くビタミンE、そして小豆には身体がサビるのを防ぐ抗酸化作用のあるポリフェノールがたっぷり含まれています。
⑤美肌効果
原料の玄米に豊富に含まれるビタミンB群は、肌の生まれ変わりを助ける働きや、血行をよくする働きがあります。ビタミンB群の不足は、にきびや慢性的な肌荒れを引き起こすんです。
⑥デトックス効果
発酵玄米は、消化・吸収・代謝に欠かせない酵素が活性化しているため、解毒を担っている肝臓や膵臓の負担を軽減します。その結果、老廃物などの有害物質を体外に排出する「デトックス効果」が得られます。
⑦イライラ解消
発酵玄米に含まれる天然のアミノ酸であるGABA(ギャバ)。脳のなかで「興奮を抑える神経伝達物質」として働き、気持ちを落ち着かせる作用があります。ストレスが大きくなるとGABAが不足して、イライラが増してしまうんです。
⑧免疫力アップ
発酵食品である発酵玄米は、腸内環境を整えます。免疫細胞の7割は腸に存在しているため、腸内環境が整うことで、免疫力がアップします。「風邪をひかなくなった」という声もうなずけます。
発酵玄米を5年間食べられた方の「声」をみつけたので、載せますね。
酵素玄米は体に良いと言われているけれど、本当に効果があるの?そんなことを思いながらも「健康のために」と酵素玄米を食べ始めてもう5年目になりますが、自分の体に驚くべき変化が次々と起こり、その効果を実感しています。その効果は、免疫力アップ!便秘解消、肌荒れ改善、快眠、体質改善、風邪をひかないなど、自分の体が自分自身で目に見えるように健康になっていきました。免疫力がつき体が健康になってきたのを実感している今、もう酵素玄米生活から普通の白米生活には戻れない、という状態です。
https://foodstylelab.com/food/kouso-genmai
栄養素が高く、健康や美容、ダイエットに効果的な「玄米」。でも食べずらく、長続きしないという声も。そんなデメリットを解消し、さらにその効果をパワーアップしてくれるのが『発酵玄米』なのですね!!
まとめ
- 白米と玄米の違いって?
・玄米は、籾米から籾殻だけを取り除いたお米。白米は、玄米からさらに糠と胚芽を取り除き、胚乳のみにしたお米。
・糠や胚芽に、ビタミンやミネラル、食物繊維などの大事な栄養素がたっぷり詰まっているため、精白がすすむにつれてそれが減少してしまう。 - 玄米にはどんな効果があるの?
玄米は白米よりも栄養価が高く、栄養素ごとの効果が得られる。玄米に含まれるビタミンB1、ビタミンE、フィチン酸、イノシトール、フェルラ、アラビノキシラン、γ-オリザノール、マグネシウム、ギャバは、健康、美容、ダイエットに効果的!! - 玄米を発酵させることで得られる効果とは?
!!発酵玄米は、玄米のデメリットを解消する
①食感がよくなり、食べやすくなる
②消化がしやすくなる
③栄養価が高くなる。
!!8つの効果がある
①便秘解消
②むくみ解消
③冷え解消
④アンチエイジング
⑤美肌効果
⑥デトックス効果
⑦イライラ解消
⑧免疫力アップ
おわりに
健康、美容、ダイエットに効果的な『発酵玄米』。作り方などを投稿していきますので、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてくださいね。
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