見えない所もぬかりなく! お風呂の排水溝を清潔に、水の流れを心地よく
気づけば汚れが溜まっているお風呂の排水溝のお掃除、一体どのように掃除をすればいいのだろうと思っている人も少なくありません。
お風呂は、皮脂汚れや髪の毛、また石鹸カスなどさまざまな汚れが蓄積されていく場所です。重なり合うことで、カビや黒ズミなどの汚れになり、排水溝に溜まることで中々落ちない汚れとなっていきます。
また、排水溝は水が流れる場所。
風水的に見ると、陰の気質の強い浴室はキレイな水が流れることで空間の氣も変わってきます。水が滞っていると、癒しの空間であるお風呂が淀んだものになってしまうこともあります。
キレイな水を流して、自分にとって最高の癒し空間にしていきましょう♪
ここでは、排水溝の構造とお掃除方法をお伝えしていきます。
この記事の目次
- 1.お風呂の排水溝が汚れる4つの原因
- 2.排水溝の構造を徹底解説!!
- 2-1.目皿(ヘアキャッチャー)
- 2-2.受け皿
- 2-3.排水トラップ
- 2-4.封水筒
- 3.4ステップで排水溝のお掃除方法
- 3-1.ゴミを取り除いていく
- 3-2.部品を取り外して洗浄していく
- 3-3.排水溝本体のお掃除
- 3-4.水で洗い流し、部品をもとに戻す
- 4.排水溝の掃除の頻度を減らすコツは?
- 4-1.ゴミ受けにアルミホイルを入れる
- 4-2.排水溝にカバーをつける
- 4-3.髪の毛を取るように心がける
- 5.まとめ
- 6.おわりに
1.お風呂の排水溝が汚れる4つの原因
排水溝はさまざまな要因があり、その汚れが積み重なって黒ズミやしつこい汚れとなっていきます。汚れの原因を知ることで、日々のちょっとしたお掃除方法も変わってきます。
1-1.髪の毛
身体を洗った後に一番目立つのが髪の毛です。洗っている最中に壁などに付着していることがあるので、洗い流していくことも大切です。見かけたらこまめにティッシュで取るようにしていくだけでキレイになります。
1-2.皮脂汚れ
身体を洗った後は石鹸とともに皮脂汚れも排水溝に流れていきます。身体の汚れを落としていく場所だからこそ、溜まりやすいです。ヌメヌメの原因は皮脂汚れから来ています。
1-3.石けんカス
固形石鹸は床につく白くて硬い汚れです。水に溶けてそのまま流れていくように感じますが、髪の毛や皮脂汚れと混ざり合うことで、固形化して黒っぽいベタベタした汚れになることもあります。
1-4.カビ
排水溝は常に水が溜まっていて、20〜30度の気温と70%の湿度で繁殖しやすく、髪の毛などの汚れもあり、カビにとっては理想的な環境です。いつでも繁殖ができる環境下にあるので、こまめに髪の毛などの汚れは取るようにしてくとよいです。
2.排水溝の構造を徹底解説!!
排水溝には、排水トラップと封水筒という2種類の形があります。以前は排水トラップが主流でしたが、現在の浴室では封水筒が使われていることがほとんどです。
2-1.目皿(ヘアキャッチャー)
排水口のフタの下にあります。髪の毛や、皮脂汚れなどを下に流れていかないために設置してあります。大きなゴミを絡めとる役割をしています。髪の毛が気になる人は、フィルターなどを上に置いておくと、髪の毛が絡まって、そのままゴミ箱に捨てることができます。
2-2.受け皿
目皿の下にあり、目皿で取り切れなかった髪の毛やゴミの受け皿になってます。受け皿の部分にフィルターや排水溝ネットなどをかぶせておくと髪の毛が溜まって、そのままゴミ箱に捨てることができます。
2-3.排水トラップ
受け皿の下にある部品で、真ん中が空洞になっている筒状の部品です。ゴムパッキンが受け皿との間に挟まっていることもあり、ヌメリケがあるので定期的にお掃除をすることが大切です。
2-4.封水筒
受け皿の下にある部品で、カパッとかぶせるような形になっており、コップを逆さにしてような形でせっちされています。
3.4ステップで排水溝のお掃除方法
排水溝は皮脂や石鹸カスなどのアルカリ性と酸性の汚れが溜まった場所です。2つの洗剤を使い、キレイにしていくことがポイントです。
3-1.ゴミを取り除いていく
目皿や受け皿に溜まった髪の毛やゴミを取り除いていきます。すき間などに溜まった皮脂汚れや黒ズミがある場合は、洗剤をかけてブラシで掻き出すように取り除いていきます。汚れがそのまま残っていると、その部分からまたゴミが付着して広がってしまうので、定期的にお掃除をすることが大切です。
3-2.部品を取り外して洗浄していく
排水溝を分解して、それぞれの部品を洗剤をつけてスポンジで洗っていきます。細かい部分には、ブラシなどを使うと隅の汚れも落ちていきます。ガンコな汚れがついている場合は、5~10分ほど40度のお湯と洗剤を入れてつけ置きをしておきます。汚れが浮かんできてからお掃除を始めていきます。
3-3.排水溝本体のお掃除
部品を取り除いた本体の内部にもゴミが溜まっていることがあります。スポンジとブラシで汚れを落としていきます。お湯をかけてからお掃除をすると、汚れもスッと落ちやすいです。
3-4.水で洗い流し、部品をもとに戻す
全体的に掃除が終わったら洗い流していきます。
お掃除業で
排水溝は、お風呂の中でも一番汚れが溜まりやすい場所です。一度全て分解してお掃除することが大切です。また、全部取り外した後に、排水溝のまた奥の方に空洞があります。実はそこにもぬめりけのある汚れが溜まっていることが多いです。
全ての部品を洗い終わった後に、もう一歩先の汚れをキレイにすることで、さらに、キレイさが増していきます。また、水がキレイに流れることで「氣」の流れもよくなっていきます。
3通りの方法で、排水パイプをお掃除
重曹とクエン酸でお掃除をしていきます。
・重曹 100g
・クエン酸水
(クエン酸小さじ1/2と水 100mlを容器に入れて混ぜ合わせます)
1.排水口に重曹をふりかけていきます。
2.クエン酸水を入れて30分ほど置いておきます。
重曹とクエン酸が混ざり合うことで発泡して汚れをおとしていきます。30分ほど置いてから、洗い流していきます。
4.排水溝の掃除の頻度を減らすコツは?
日々の生活の中で、お掃除の手間はなるべく減らしたいもの。少しの工夫で排水溝の汚れが随分変わります!!ここでは、こんな少しのことで言いの?と思われる3つのアイディアをお伝えします。
4-1.ゴミ受けにアルミホイルを入れる
目皿にアルミホイルを置いておくと、水が流れていくことで金属イオンが発生して、汚れからでる菌の繁殖が抑えられてヌルヌルを抑えられることができます。アルミホイルを小さく丸めて、目皿にポンと置いておくだけです。ヌルヌルを発生させなくなるので、ゴミなどを取っておけばいいだけなので、お手軽にお掃除ができるようになります。
4-2.排水溝にカバーをつける
受け皿などにフィルターを貼ることで髪の毛が絡まり、下の部分にまで流れていいくことがなく、まとまった形でゴミ箱に捨てることができます。ゴミや髪の毛は、皮脂汚れや石鹸汚れと絡み合うことで、大きな固まりとなっていきます。
4-3.髪の毛を取るように心がける
お風呂上りに、目皿の部分に髪の毛が溜まっているのが目に見えたら、取るように心がけることで排水溝のぬめりや黒ズミなどはかなり抑えられます。日頃から髪の毛を取ることで、お掃除も随分ラクになります。「汚れる前に気を付けておく」ことが大切です。
5.まとめ
- お風呂の排水溝が汚れる4つの原因
排水溝はさまざまな要因があり、その汚れが積み重なって黒ズミやしつこい汚れが溜まっていきます。
1.髪の毛
身体を洗った後に一番目立つのが髪の毛です。
2.皮脂汚れ
身体を洗った後は石鹸とともに皮脂汚れも排水溝に流れていきます。
3.石けんカス
固形石鹸は床につく白くて硬い汚れです。
4.カビ
20〜30度の気温と70%の湿度で繁殖しやすく、カビにとっては理想的な環境です。 - 排水溝の構造を徹底解説!!
排水溝には、排水トラップと封水筒という2種類の形があります。
1.目皿(ヘアキャッチャー)
髪の毛や、皮脂汚れなどを下に流れていかないために設置してあり、大きなゴミを絡めとる役割をしています。
2.受け皿
目皿の下にあり、目皿で取り切れなかった髪の毛やゴミの受け皿になってます。
3.排水トラップ
受け皿の下にある部品で、カパッとかぶせるような形になっており、コップを逆さにしたような形で設置されています
4.封水筒
受け皿の下にある部品で、真ん中が空洞になっている筒状の部品です。 - 4ステップで排水溝のお掃除方法
排水溝は油脂や石鹸カスなどのアルカリ性と酸性の汚れが溜まった場所です。
1.ゴミを取り除いていく。
目皿や受け皿に溜まった髪の毛やゴミを取り除いていきます。
2.部品を取り外して洗浄していく
排水溝を分解して、それぞれの部品を重曹とクエン酸水をつけてスポンジで洗っていきます
3.排水溝本体のお掃除
スポンジとブラシで汚れを落としていきます。お湯をかけてからお掃除をすると、汚れもスッと落ちやすいです。
4.水で洗い流し、部品をもとに戻す
全体的に掃除が終わったら洗い流していきます。 - 排水溝の掃除の頻度を減らすコツは?
頻度を減らすコツは、ゴミを取ることと、手間を省けるような工夫を施すこと。
1.ゴミ受けにアルミホイルを入れる
目皿にアルミホイルを置いておくと、水が流れていくことで金属イオンが発生して、汚れからでる菌の繁殖が抑えられます。
2.排水溝にカバーをつける
受け皿などにフィルターを貼ることで髪の毛が絡まり、ゴミがまとまっているので手軽に捨てることができます。
3.髪の毛を取るように心がける
目皿の部分に髪の毛が溜まっているのが目に見えたら、取り除くように心がけることで排水溝のぬめりや黒ズミなどはかなり抑えられます
6.おわりに
排水溝のお掃除は、中々目に行かない場所なのでお掃除を忘れてしまうこともあるかと思いますが、定期的にお掃除をすることがおススメです。水の通りが良くなると、気持ちもスッキリしますよ。
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