「3つの材料+3つのステップ」で超簡単!!健康や美容に効果的な『発酵玉ねぎ』の作り方

テレビや雑誌で取り上げられ、話題の発酵食品。健康や美容に効果的ですね。自分で作るとなると「ハードル高そう…」と思いませんか?実はなんと!!\身近な材料/で\あっという間/に作れちゃうんです!!

発酵たまねぎは「材料は3つ&ステップも3つ」。早速、作り方をご紹介しましょう。



発酵玉ねぎとは?


一言でいうと玉ねぎを発酵させた万能調味料。この乳酸菌たっぷりの発酵食品が「3つの材料+3つのステップ」で、簡単に作れます。ドレッシングにしたり、調味だれにしたり、みじん切りの代用にしたりとアレンジ豊富。いろいろ使えて、しかもとてもおいしいんです!!

冷蔵庫で約2週間保存が可能なので、常備しておくととても便利。「使いたいときにすぐ使える」というのも、嬉しいポイントですね。



発酵たまねぎの作り方


それでは早速、『発酵たまねぎ』の作り方をご紹介します。材料は玉ねぎと水と塩の3つだけ。作り方も次の3ステップ。とてもシンプルなんです。

①たまねぎをみじん切りにし、ジッパー付き保存袋に入れる
②塩を加え、外側からもんでまぶす
③水を加えて全体に塩を回し、空気を抜いて袋の口を閉じる

【材料】

①たまねぎ 正味200g
②塩 6g(たまねぎの重さの3%)
③水 100ml

【準備するもの】

〇包丁
〇まな板
〇フードプロセッサー
〇チャック付き保存袋

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【作り方】

①たまねぎをみじん切りにし、チャック付き保存袋に入れる

玉ねぎは皮をむいて洗い、みじん切りにします。私は時短のため、フードプロセッサーを使っています。出来あがったらチャック付き保存袋に入れます。

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玉ねぎを適当な大きさにかっとして、フードプロセッサーにかけます。一気にみじん切りになるので、らくちん。


②塩を加える

塩を加えます。全体にいき渡るよう、着付き保存袋の外側からよくもんでまぶします。

私はミネラル成分を多く含む天然塩を使っています。材料にこだわれるのが、手作りのいいところですね。


③水を加える

水を加えて全体に塩を回し、空気を抜いて袋の口を閉じます。保存容器に入れる場合は、事前に煮沸消毒しておきましょう。

お水も水道水ではなく、浄水で。

たったこれだけ。約15分でできちゃいます!!あとは、発酵させるだけ♪



発酵させましょう

【発酵方法】

〇バットなどにのせ、日の当たらない涼しい場所におきます。
〇春から夏は、1~3日間。寒い時季は、6日間ほど発酵させましょう。

【できあがり】

〇汁が白く濁ってきたら味をみて、辛みがなくなり酸味が出ていれば、発酵した合図。
〇清潔な容器に移し、冷蔵庫で保存します。

【ちゅうい】

〇保存袋から保存容器に移すとき、容器から取り出して使うときは 清潔なスプーンを使用してください。
〇玉ねぎが汁に浸っている状態を保ちながら、冷蔵庫で2週間程度保存可能です。

発酵期間は、時々様子をみながら、ただただ放っておくだけ♪発酵菌たちが、がんばってくれるんです。



『発酵たまねぎ』を手作りするメリットって?


『発酵たまねぎ』を作るメリットって何でしょう?私は次の3つだと思っています。

①安心&安全である
②得られる効果・効能が高まる
③おいしい!!


①安心&安全である

市販の商品は、材料が遺伝子組み換えだったり、添加物が入っていたりするものが多いです。その点、手作りだと原材料にこだわれるうえ、製造過程が目に見えるので、安心していただくことができます。


②得られる効果・効能が高まる

たまねぎの栄養価にプラスして、発酵させることによって得られる効果・効能が高まります。発酵の過程で増える乳酸菌や酵素のチカラが加わるからなんです。


③おいしい!!

そして、何よりもコクや旨味があって、本当においしいんです!!乳酸菌は糖質を分解し、乳酸にします。乳酸発酵が起きると、野菜などの原料は甘味が分解されて少なくなり、代わりに酸味が増して香りや旨味などの風味が加わります。

発酵とは?

微生物(酵母・カビ・細菌など)の働きによって、有機物(タンパク質・デンプン・糖など)が分解され、別の物質に変化すること。

発酵の過程で
①消化・吸収がよくなります。
②栄養価が加わります。
③うまみが加わります。
④保存性がよくなります。

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発酵食品を効果的に食べるには?


乳酸菌の効果的な摂り方って?

Q. 乳酸菌をとり続けると、どのくらいで効果が実感できますか?
A.  便秘の改善、整腸作用は、2週間くらい。免疫力を上げるには、3ヶ月くらい。多くのメーカーの実験で、3か月という結果が出ています。

Q. 乳酸菌の摂取量の目安は、ありますか?
A.  特に決まっていませんが、人間の腸内には100兆くらいの乳酸菌が存在しています。その数を考慮すると、生菌で一日数百億くらい、死菌でその2-3倍程度を摂取しておいたほうが良さそうです。また、1日のうち、まとめて摂っても、 小分けにして摂っても、体内に入る菌の量やはたらきは同じです。

Q. 乳酸菌を摂取するのにおすすめの時間帯はありますか?
A.  乳酸菌は薬ではなく、食品です。基本的には好きな時間で良いでしょう。

Q. どのくらいの期間、摂り続けたらいいですか?
A.  乳酸菌は、摂取すると、少しずつ体内に蓄積されていきますが、やめると、ゆるやかに減少していきます。 長く続けることが大切です。

 Q. 加熱したら、乳酸菌は死滅するの?
A.  50℃以上で徐々に死滅、70℃では、1分もたたないうちに死滅します。生きた菌(生菌)と、死んだ菌(死菌)については、もう少し詳しくみていきましょう。


生菌と死菌って?

生菌の一部は生きたまま腸に届き、腸内環境を整えます。死菌でも、生菌の半分くらいの菌数の効果は期待できます。さらに死菌は、以下の理由で注目されているんです。

〇腸に棲みついている乳酸菌のエサになり、腸内環境のバランスを善玉菌優位にする。

〇血中コレステロール値を下げるはたらは生菌と同じ・免疫を高める効果がある。

つまり、生菌も死菌も、求める効果によって「それぞれに役割がある」ということですね。



まとめ


  • 『発酵たまねぎ』の作り方って?
    〇材料はたまねぎと水と塩の3つ。
    〇手順は次の3ステップ。
    ①たまねぎをみじん切りにし、ジッパー付き保存袋に入れる
    ②塩を加え、外側からもんでまぶす
    ③水を加えて全体に塩を回し、空気を抜いて袋の口を閉じる
  • 『発酵たまねぎ』を手作りするメリットって?
    ①安心&安全である。
    ②得られる効果・効能が高まる。
    ③保存性が高まる。
    ④おいしい!!
  • 『発酵タケノコ』の作り方って?
    〇材料はタケノコと米のとぎ汁と塩の3つ。
    〇手順は次の3ステップ。
    ①茹でてあく抜きをしたタケノコに
    ②米のとぎ汁と塩を混ぜて
    ③発酵させるだけ!!
  • タケノコがダイエットに良いワケは?
    ①低カロリーである
    ②低糖質である
    ③食物繊維のチカラ
    ④カリウムのチカラ
    ⑤アスパラギン酸のチカラ
  • ダイエットと腸との関係って?
    なぜ腸内環環境を整える必要があるの?
    ①便秘をすると、食べ物のカスが皮下脂肪として蓄えられてしまうから
    ②胃腸が弱ると、基礎代謝が低下してしまうから
    ③腸内環境が乱れると、必要な栄養を吸収できないから
  • 腸が整っている状態って?
    腸内細菌は「善玉菌・悪玉菌・日和見菌」の3つに分類され、 2:1:7の割合を維持できた状態が理想的だと言われている。
  • 腸内環境を整える2つの方法とは?
    ①善玉菌そのものを摂取して補う方法
    ②善玉菌のエサを摂って腸内細菌を育てる方法
  • 発酵タケノコのチカラ
    ① 乳酸菌が乳酸を作り出すことで 腸内を酸性に保ち、 悪玉菌の増殖を抑制して腸内環境を改善する。
    ②乳酸菌は生きて腸に届かなくても、 腸に棲みついている乳酸菌のエサになり、腸内環境のバランスを善玉菌優位にする。
  • 乳酸菌の効果的な摂り方とは?
    ・便秘の改善、整腸作用などであれば、おおよそ2週間くらい。
    ・免疫力を上げるには3ヶ月くらい。
    ・一日数百億くらいの菌数を目安として摂取(死菌だとその2-3倍程度)
    ・基本的には好きな時間に食べてOK
    ・乳酸菌の効果を得るには長く続けることが大切
  • 高温に弱い乳酸菌
    50℃以上で徐々に死滅、70℃では、1分もたたないうちに死滅する。



おわりに


健康への関心が高まり、発酵食品が注目されています。ところが、市販されている発酵食品は材料が遺伝子組み換えだったり、添加物や保存料が入っていたりしているものが多いんです。その点手作りだと、材料も製造過程も目に見えるので安心。

元々、カラダに良いたまねぎ。それを発酵させることで得られるメリットは大きいです!!栄養価が高まり、効果・効能が増え、保存性が良くなり、そして何よりも旨みが増します。まさに良いことづくめですね。

冷蔵庫に常備しておくと、ハンバーグやオムレツを作るときなどにすぐに使えてとても便利です。ドレッシングや調理ダレを作ると、とてもおいしいのでオススメですよ!

「発酵生活はハードルが高いわ…」と思われがちですが、ポイントさえおさえれば作り方は至って簡単。ぜひ、今回の記事を参考にして、作ってみてくださいね!!

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