できるだけ手軽に作りたい!!話題の「発酵玄米」を簡単に手作りする工夫とは?

話題の発酵食品。市販のものでも良いのですが、手作りのものは、材料や作る手順などが目に見えるため、安心して口にすることができますね。

でも、「発酵食品を手作りするのはハードルが高いわ…」と諦めている方がいらっしゃるのでは?または「もっと簡単に発酵玄米を作りたい!!」と思われている方も多いのではないでしょうか。

私もその一人。「発酵食品を手作りするなんてマメですね~」と言われることが多いのですが、実はできるだけラクをしたい!毎日のことなので手軽に作りたい!!と思い、色々な方法を試してみました。

少しずつ工夫を重ねた結果、発酵玄米を作るには手間をかけることもできるし、簡単に作れるんだということも分かったんです!!私の経験をシェアするので、ぜひ参考にしてくださいね。

工夫次第で簡単にできて、発酵の過程を見ることも楽しい発酵玄米。すっかりハマってしまいました。ぜひこの機会に健康や美容、ダイエット効果のある「発酵玄米」を手作りしてみませんか?


発酵玄米ってなに?


玄米に小豆と塩を入れて炊き、70℃前後の炊飯器で3日間ほど寝かせて、酵素を活性化させたもの。『酵素玄米』や『寝かせ玄米』とも呼ばれることもあります。

精米の際に取り除かれるヌカと胚芽に、豊富な栄養素が含まれているため、玄米は白米に比べて栄養価が高いんです。

でも残念なことに、玄米ごはんは「ボソボソした食感や独特の香り、固さなどが苦手で長続きしなかった」という声が聞かれます。

それを解決するのが発酵玄米。発酵させることで食感や香り、味などが食べやすく変身!!しかも栄養価までアップするという、お得な発酵食品です。

詳しい効果については
「話題の『発酵玄米』!!栄養素からみた玄米の魅力と、発酵玄米の8つの効果」
ダイエットの効果については
「『発酵玄米の効果』ダイエットに効果的な\5つ/の秘密!!」
を、ぜひお読みください。

知れば知るほど魅力的な発酵玄米。手軽に&簡単に、手作りできたらいいですよね!!


発酵玄米を炊く方法は?


発酵玄米を炊く方法は3つあります。
①炊飯器で炊く
②鍋もしくは土鍋で炊く
③圧力鍋で炊く

一番簡単な方法は、スイッチ一つで炊くことができる「炊飯器」。その炊飯器にも
〇発酵玄米専用炊飯器
〇通常の炊飯器
と2種類あって、発酵玄米専用の炊飯器はおいしく炊けたり、保温時の温度設定ができたりと至れり尽くせりなのですが、お値段が高いという点がネックなんです(ちなみに私は通常の炊飯器で作っていますが、特に問題を感じたことはないですよ)。

炊飯器以外で炊く方法としては、土鍋や圧力鍋。これらの方法で発酵玄米を炊くとおいしくできるのですが、炊き方に一手間が必要だったり、炊きあがりを保温するために炊飯器や保温ジャーに移し替えるワンアクションが加わったりします。時間に余裕がある時は土鍋や圧力鍋で炊くこともありますが、日常的には簡単な炊飯器に頼ることが多いです。

土鍋や圧力鍋を使って発酵玄米を作る方法は、「炊飯器なしでも大丈夫?話題の『発酵玄米』を炊飯器を使わずに作る方法とは?」にまとめてあります。


できるだけ簡単な発酵玄米の作り方


ネットで調べると色々セオリーが出てきますが、基本的な手順は、白米の炊飯と同じで大丈夫!!ただし、おいしく炊くには一工夫が必要です。

■発酵玄米の作り方は?


大きなステップは次の2つ。
①玄米と小豆と塩を炊飯器で一緒に炊く
②3日間保温状態を保つ
塩と小豆で発酵が進み、酵素が出てきて酵素玄米ごはんになります。

【材料】
玄米 
3合小豆 
40g天然塩 
4g水 900cc

※お好みで、小豆がなくても作れます。詳しくは「体に嬉しい『発酵玄米』!!小豆なしでも作れちゃう!?小豆を入れる理由とは?」を参考にしてください。

【作り方】
①玄米と小豆を研ぎ、一時間以上浸水します(発芽玄米にする場合は17時間以上)。
※ここが、通常の白米を炊くときと違うところです!!浸水時間を多くとることで、味も食感も格段によくなるので、ぜひお試しくださいね

②炊飯器で炊きます
※あれば玄米モードで。なければ通常モードでも大丈夫です。その場合は浸水時間を多めにとることをおススメします。

③炊きあがったら、保温状態を保ったまま3日間寝かせます。その間は毎日しゃもじでまぜて、天地を返してください。

■発酵玄米の保存方法

3日間保温状態を保ち、出来上がった発酵玄米。その保存方法は次の2つ。
①保温しながら食べきる
②冷凍庫で保存する
私は冷凍や解凍の手間を省くため、できるだけ保温しながら食べきるようにしています。それぞれの方法について注意点などを挙げておきますね。

①保温しながら食べきる

おいしく食べるには3~5日。消化のしやすさや甘みは保温日数に比例して増すといわれていますが、長期間保存しているとご飯の表面が乾燥したり、やわらかくなりすぎてベチャッとしてしまったりと食感が悪くなっていきます。長くても10日程度で食べきるようにしましょう。異臭がする場合は食べるのをやめましょう。

②冷凍庫で保存する

食べきれない場合は、冷凍保存も可能。冷凍することで発酵玄米の栄養価に影響が出るのでは?と気にされる方がいらっしゃいます。解凍時の加熱によって酵素は失われますが、発酵玄米に豊富に含まれている栄養素はほぼ変わりません。

詳しくは「魅力いっぱいの『発酵玄米』!冷凍しても大丈夫?保存方法をみてみましょう!!」をお読みください。


発芽玄米って?

発芽玄米とはその名の通り、玄米を発芽させたもの。玄米は生きているので、浸水させることで発芽します。玄米を発芽させることで、さらに栄養価があがるんです!!

発芽させる方法は、通常1時間の浸水時間を17時間以上に延長するだけ。朝晩(半日ごとが目安)に水を捨て、軽く洗って新しい水に代えます。玄米の胚芽がひよこのような形に変形し、ぷつっと1㎜弱くらい突き出てきたら発芽したということ。

発芽したら発酵玄米の作り方同様、小豆と塩を加えて炊飯器で炊き、保温状態で3日間寝かせます。

ちょっとしたひと手間で効果倍増!!しかも長時間浸水させることで柔らかさもアップします。ぜひお試しくださいね。詳しくは「健康&美容&ダイエットに効果的!!スーパーフード『発酵玄米』の作り方」にまとめてあります。

まとめ

  • 発酵玄米ってなに?
  • 玄米に小豆と塩を入れて炊き、70℃前後の炊飯器で3日間ほど寝かせて、酵素を活性化させたもの。
  • 発酵玄米を炊く方法は?
    ①炊飯器で炊く
    ②鍋もしくは土鍋で炊く
    ③圧力鍋で炊く
    一番簡単な方法は、スイッチ一つで炊くことができる「炊飯器」。
  • 発酵玄米の作り方
    ①玄米と小豆と塩を炊飯器で一緒に炊く
    ②3日間保温状態を保つ
  • 発酵玄米の保存方法
    ①保温しながら食べきる
    ②冷凍庫で保存する

おわりに

工夫次第で簡単にできて、発酵の過程を見ることも楽しい発酵玄米。「発酵玄米の作り方」、「発酵玄米の効果」などを別記事でまとめています。なぜダイエットに効果的なのか?についても詳しくかいていますので、参考にしてください。

健康や美容、ダイエットに魅力的な『発酵玄米』。ぜひご家庭で作ってみてくださいね!!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。