お風呂の床は汚れの密集地帯 「6+3ステップ」で清潔で気持ちのいい空間に早変わり

お風呂の床掃除でお困りの声を聴くことがあります、よく使われているお風呂の床は格子が入っていたり、凸凹になっていて磨きずらさを感じられている人も少なくありません。

そして、黒色や赤色の汚れ、ヌメリのある場所もあり場所によって洗剤の使い方も変わってきます。

お風呂に入った時にヌメリを感じると、それだけで気持ちが少し下がりますね。いつもカラッと気持ちのよい浴室は、気分までカラッとさせてくれます。湿気が強い場所ほど、キレイにさせておくことは大切なことです。

床の汚れと、洗剤と、床用ブラシについてお届けしたいと思います。そして、おススメの汚れにくい床についてもお伝えしていきたいと思います。

最高の癒しの場となるお風呂場を、キレイに清潔に保つことで、気持ちも晴れやかに気分も楽しくなっていきますね!!


1.床に潜む汚れ、場所別6選

お風呂の床は、実はすべての汚れが潜む場所です。
黒カビ・赤カビ・石鹸カス・皮脂汚れ・水垢、髪の毛など。全ての汚れが入っているので、混ざり合って落ちにくい汚れとなってしまうこともあります。


1-1.パッキンや床と壁の縁にある黒カビ

カビは繫殖力が強く、根を張って奥深くまで入り込んでいくと、表面的にはキレイにすることが出来ても、奥深くのカビには中々届かなくなってしまいます。特にパッキンは、カビが中まで入りやすいので、奥深くまで入り込む前に綺麗にしておくことが大切です。


1-2.隅の方に赤くぬめりけを帯びているのが赤カビ

赤カビはロドトルラと呼ばれていて菌が繁殖したものです、水気がある場所で繁殖することが多く、髪の毛や皮脂汚れ、またホコリなどを養分にして広がっていきます。汚れ自体はすぐに落ちていくものですが、繁殖力が強く知らぬ間にどんどん広がっていきます。見つけたらすぐに落とすことでキレイを保つことができます。


1-3.排水溝の中に白くぬめり気の状態になっているのが石鹸カス

身体を洗う時に床に飛散した石鹸カスや石鹸が溶けてそのまま床に置かれた状態になっていると、髪の毛や皮脂汚れと混ざり合ってぬめり気の汚れとなっていきます。床がヌルヌルしているなと感じたら、こまめに洗い流すようにしておくことが大切です。


1-4.床にこびりついて、中々落ちないのが皮脂汚れ

浴槽などにも付着しやすく、一度付着するとガンコな汚れになり、スポンジでこすっても中々落ちないのが皮脂汚れ。油分が入っているので、磨いていくうちにべたつきを感じます。放置しておくと、積み重なっていくのでこまめなお掃除が大切です。


1-5.まだら模様になって結晶化した水垢

水垢は水道水に含まれているカルシウム、マグネシウム、ケイ素の成分が、蒸発をしたり乾いたりを繰り返す内に固まって結晶化したものです。白くまだら模様になっていて、固まりになると、中々落ちないガンコな汚れとなっていきます。


1-6.水垢やカビ、皮脂汚れなどが混ざり合ってできたものが黒ズミ

お風呂はさまざまな汚れが溜まっていく場所です。実は黒ズミは、水垢や皮脂汚れ、カビなどと混ざり合った汚れ。そのため、落ちにくい汚れとなっています。

〇換気扇が黒ズミの原因になることもあります
換気扇に溜まったほこりが、換気扇を回すことでお風呂中に散らばってその汚れが水アカや皮脂汚れと混ざり合うことで頑固な黒ズミ汚れとなっていくこともあります。換気扇は、お掃除するのが億劫になる場所なので、半年に1度でもいいので、定期的にお掃除をすることで、お風呂自体もキレイを保つことができます。

汚れについての詳しい説明はこちらの記事からもご参照下さい。
2つの垢を見極めてお風呂掃除のプロになろう!!つい長居したくなっちゃう、快適お風呂に早変わり
お風呂のカビは油断大敵!!「5+2ポイント」でお風呂のカビを寄せ付けないスッキリキレイな空間に


2.汚れの原因別、おススメ洗剤3選

汚れの性質を見ながら、どの洗剤を使用していくと落ちにくいかが変わってきます。アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤をカビには酸素系漂白剤を使っていきます。


2-1.酸性の洗剤

水垢、石鹸カスなどのアルカリ性の汚れには酸性のクエン酸を使います。アルカリ性の汚れは実は少なく、水垢、石鹸カス、尿石などがそれにあたります。特に、お風呂場はアルカリ性の汚れが多く出る場所、クエン酸は大活躍します。直接かけて、汚れを浮かしてから磨いていきます。


2-2.アルカリ性洗剤

カビ、黒ズミ、皮脂汚れなど油分が含まれている酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤で中和して汚れを落としていきます。どの汚れもガンコになると、スポンジで磨いても中々落ちてくれない面もあります。そんな時は洗剤をスプレーして、汚れを浮かしてから磨いていくとスムーズに落ちていきます。


2-3.酸素系漂白剤

カビには酸素系漂白剤を使っていきます、ペースト状にしたものを気になる部分に塗って1時間ほど置いてから磨いていきます。ただ、酸素系漂白剤でも落ちない汚れには、塩素を少し混ぜて漂白作用を強くしていきます。

オキシクリーン浸けなどのように、床にはっておくのもおススメです。
こちらが記事になります!!
お風呂掃除には「簡単+ラクチン」オキシクリーンあなたもこれでオキシクリーンマスター


3.どんな床素材がいいんだろう?

お風呂の床材も次第に進化をしており、お手入れがラクになり、汚れにくいものや、もし汚れがついても落ちやすい素材のモノが多く出てきています。


汚れが付きにくい床材4ポイント
・床に境目がない
・傷がつきにくい
・乾きやすい材質
・水はけが良い

お風呂の主な床材は「樹脂系」「木製」「タイル製」の3つになります。
その中でも特に汚れにくくお手入れがしやすいのは

「樹脂系」の素材です。

樹脂系はそのままの素材では汚れやすいのですが、床表面に汚れの付着を抑える特殊加工を施してあるので、通常より付着しにくくなっています。また、水はけがよくカビも発生しにくくなっているので、お掃除もグンッと楽に出来るようになります。

お掃除業で
樹脂製の床素材を使用されているお客様は多く、素材的にも汚れが溜まりにくく、もしよごれてもブラシなどで磨くとキレイに戻ることが多かったです。


4.好みに合わせてブラシを選ぶ

ブラシはハンディタイプ・スティックタイプ・電動タイプの3つがあります。お掃除のしやすさを加味しながら、選ぶと日々を快適にすることができますよ。


4-1.ハンディータイプ

細かい部分の掃除がしやすく、直接力が加わるので念入りに掃除をしたいときに役に立ちます。また、直接近くで磨き終えたか確認ができるので、汚れの見落としも少なくすることができます。かがんでお掃除をするので、体力が必要になります。

ハンディータイプは

持ちやすさ
毛の長さ
適度な硬さ
滑りにくい素材
収納しやすい


などが重要になります。
毛束が密集しているものを選ぶと、凸凹になった床の隙間にブラシがフィットしやすく、隅々まで行き届きやすくなります。

ハンディ―タイプは柄が短いので力が入りやすく、汚れも見つけやすいので、お掃除の時には重宝しています。しっかりとした少し硬めのブラシを選ぶと、ガンコな汚れもしっかり落ちていきます。


4-2.スティックタイプ

スティックタイプのブラシは立ったままの状態でお掃除をすることができるので、体力にあまり自信がない方にもおススメです。柄の部分にぐらつきはないか、動かしやすいかなど見ていくことが大切です。デメリットとしては、ブラシまでに距離があるのでこびりつきの汚れには力を込めてお掃除することが大切になってきます。

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引用元:https://search.yahoo..jpco/image/


4-3.電動タイプ

力の弱い人には、電動タイプのブラシがおススメです。かがみこまなくてもよく、また電動なので力がいりません。力の弱い人におススメです。

https://item.rakuten.co.jp/

ブラシについての詳しい説明はこちらの記事からもご参照下さい。
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5.まとめ

  • 床に潜む汚れ場所別6選
    床には6つの汚れの原因があります。
    ・パッキンや床と壁の縁にある黒カビ
    ・隅の方に赤くぬめり気を帯びているのが赤カビ
    ・排水溝の中に白く固まってぬめり気の状態になっているのが石鹸カス
    ・床にこびりついて、中々落ちないのが皮脂汚れ
    ・前提的にまだら模様になって結晶化した水垢
    ・水垢やカビ、皮脂汚れなどが混ざり合ってできたものが黒ズミ
  • 汚れの原因別、おススメ洗剤3選
    汚れの性質を見ながら、どの洗剤を使用していくと落ちにくいかが変わってきます。
    酸性の洗剤
    水垢、石鹸カスなどのアルカリ性の汚れには酸性のクエン酸を使います。
    アルカリ性洗剤
    カビ、黒ズミ、皮脂汚れなど油分が含まれている酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤で中和して汚れを落としていきます。
    酸素系漂白剤
    カビには酸素系漂白剤を使っていきます。
  • どんな床素材がいいんだろう?
    お風呂の床材も次第に進化をしており、お手入れがラクになり、汚れにくいものや、もし汚れがついても落ちやすい素材のものが多く出てきています。
  • 好みに合わせてブラシを選ぶ
    バスブラシはハンディタイプ・スティックタイプ・電動タイプの3つがあります。お掃除のしやすさを加味しながら、選ぶと日々のお掃除を快適にすることができます。
    ハンディータイプ
    細かい部分の掃除がしやすく、直接力が加わるので念入りに掃除をしたいときに役に立ちます。
    スティックタイプ
    スティックタイプのブラシは立ったままの状態でお掃除をすることができます。
    電動タイプ
    力の弱い人には、電動タイプのブラシがおススメです。


6.おわりに

お掃除で床の汚れが気になる部分はたくさんあると思います。実際に汚れのことや洗剤、また床の材質を知ることで、お掃除もぐんっと楽になっていきます。汚れていた床をキレイにすると、身体を洗うときにとっても気持ちよく過ごすことができます。ぜひ一度お試しください。

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