最近炊飯器ではなく、土鍋でごはんを炊く方が増えています。一見ハードルが高そうですが、土鍋で炊き始めたらやみつきになり、「炊飯器を手放すことにした」という声も。土鍋の魅力を知りたいと思いませんか？
発酵玄米を作るときに、土鍋で炊くと「なにかいいこと」があるんでしょうか？
発酵玄米ってなに？
まずは健康、美容、ダイエットに効果的な『発酵玄米』について簡単に説明しますね。
発酵玄米とは？
玄米に小豆と塩を入れて炊き、70℃前後の炊飯器で3日間ほど寝かせて、酵素を活性化させたもの。『酵素玄米』や『寝かせ玄米』とも呼ばれることもあります。
玄米と白米を比べると、栄養価の違いに驚きます。そのヒミツは、精米の際に取り除かれるヌカと胚芽に、豊富な栄養素がたっぷり含まれているから。
ところが、玄米ごはんはボソボソした食感や独特の香り、固さなどが苦手だという理由から、長続きしずらいという短所が。
発酵玄米は、玄米に小豆と塩を入れて炊き、70℃前後の保温状態を3日間ほど保って酵素を活性化させたもの。発酵させることで食感や香り、味などが食べやすく変身！！しかも栄養価までアップするという、お得な発酵食品なんです。
詳しい効果については
〇「話題の『発酵玄米』！！栄養素からみた玄米の魅力と、発酵玄米の８つの効果」
ダイエットの効果については
〇「『発酵玄米の効果』ダイエットに効果的な＼５つ／の秘密！！」
〇「『発酵玄米の効果』食べながらやせる！！話題の発酵玄米ダイエットとは？」
〇「気になるカロリーとの関係は？ダイエットを成功させる２つのポイントと『発酵玄米』が効果的といわれる３つの理由！！」
をご覧ください。
■発酵玄米の作り方
①玄米と小豆と塩を炊飯器で一緒に炊く
②3日間保温状態を保つ
塩と小豆で発酵が進み、酵素が出てきて酵素玄米ごはんになります。
詳しい作り方は「健康＆美容＆ダイエットに効果的！！スーパーフード『発酵玄米』の作り方」にまとめました。さらに効果的な『発芽玄米』にして炊く方法もこちらの記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
さて発酵玄米を作るとき、大半の方がスイッチ一つで炊飯から保温までがオートでできる「炊飯器」を使っているのではないでしょうか。実は、発酵玄米を土鍋で炊いているという方も結構いらっしゃるんです。しかも土鍋で炊き始めたらやみつきになり、炊飯器を手放したという声も！！
土鍋の魅力を探っていきましょう。
土鍋の魅力って？
土鍋の魅力を一言でいうと＼ガスの火力が強く、おいしいごはんが炊ける／こと。
土鍋の魅力
通常の炊飯器はご存じの通り、電気でごはんを炊くアイテム。スイッチ一つで簡単にごはんが炊けるので、大半のご家庭がお使いになっていると思います。でも最近、鍋や土鍋でごはんを炊く方も増えているんです。
その理由は、ガスの火力が強く、おいしいごはんが炊けるから。
土鍋には、熱がゆっくり伝わり冷めるのも遅いという特徴があります。そのため、火を止めた後も高温状態が続きお米にじっくり火が通るのです。
土鍋のメリット＆デメリット
土鍋で発酵玄米を炊く際のメリットとデメリットをまとめました。
【メリット】
・おいしく炊ける
・価格が安い
・洗いやすい
・収納できる
【デメリット】
・炊飯予約ができない
・火加減の調節が必要
・コンロを一口占領する
・お手入れが必要
土鍋はごはんがおいしく炊けるというメリットがありますが、火加減の調整が必要で、それを難しいと感じている方が多いのかもしれませんね。実は、普通の土鍋に比べて火加減の調整が簡単な「炊飯専用の土鍋」も市販されていているので、ご紹介しましょう。
土鍋の種類
炊飯を目的としたとき、２つの選択肢があります。それは
①炊飯専用土鍋
②通常の土鍋
炊飯専用土鍋と通常の土鍋との違いは、蓋が2つあるなど炊飯を考慮した工夫がされていること。やはり炊飯専用の土鍋の方が炊きやすくなっています。
ただし炊飯専用土鍋は2〜3合炊きが一般的で、大きくても5号程度。一度にたくさん炊きたいわ…という方には残念ながら不向きなんです。
お値段は通常の炊飯器よりも高めですが、デザインは炊飯専用土鍋の方が選択肢が多く、探すのは楽しいです。
発酵玄米は小豆分の量も増えるので、一回にどのくらいの量を炊くのか？を考慮しながら、お値段やデザインと合わせて選ばれるといいですね。
では実際に土鍋で発酵玄米を炊いてみましょう。
土鍋での炊き方
実際に土鍋で発酵玄米を炊いてみましょう。
【材料】
玄米 3合
小豆 40g
天然塩 4g
水 900cc
【作り方】
①玄米と小豆を研ぎ、一時間以上浸水します。
※発芽玄米にする場合は17時間以上。
②土鍋に移し、分量の水と塩を加えて混ぜます。
③吹きこぼれるまで強火で炊きます。
※10～15分くらいで湯気が出て吹きこぼれます。
④吹いたら弱火にして30分炊きます。
※火を弱くしすぎて、途中で消えてしまわないように気を付けましょう。
⑤30分経ったら火を止めて、そのまま30分蒸らします。蒸らし終えたら完成です。
※炊きあがりは少し水分が多く、軟らかめに感じるかもしれませんが、保温状態で寝かしているうちにだんだん程よくなるので、心配はいりません。
土鍋で上手に炊くことはできましたか？さて、発酵玄米を作るには炊きあがった後3日間保温状態を保ち、寝かせる必要があります。どのような方法があるのか、みてみましょう。
土鍋で炊いた後、保温状態を保つには？
土鍋で炊いた後、保温状態を保つには、２つの方法があります。
①保温ジャーに移して保温する
②炊飯器の保温機能を使う
炊きあがったら保温ジャーか炊飯器に移し、保温状態を保ったまま3日間寝かせます。その間は毎日しゃもじでまぜて、天地を返してください。
※保温開始後、1週間程度が賞味期限。 食べきれないときは小分けにして冷凍保存しましょう。
炊飯器については「からだに嬉しい『発酵玄米』！！炊飯器でつくるコツと体験談をまとめました」
保温ジャーについては「話題のパワーフード『発酵玄米』！！大活躍する保温ジャーについてまとめました」
に詳しく書いていますので、ご覧になって使いやすい方を選ばれると良いでしょう。
まとめ
- 土鍋の魅力って？
おいしく炊けること！！（熱がゆっくり伝わり、冷めるのも遅いという特徴から、火を止めた後も高温状態が続いて、お米にじっくり火が通るから） - 土鍋の種類
①炊飯専用土鍋
②通常の土鍋 - 土鍋で発酵玄米を炊くメリットとデメリット
【メリット】
・おいしく炊ける
・価格が安い
・洗いやすい
・収納できる
【デメリット】
・炊飯予約ができない
・火加減の調節が必要
・コンロを一口占領する
・お手入れが必要 - 土鍋での炊き方
①玄米と小豆を研ぎ、一時間以上浸水（発芽玄米にする場合は17時間以上）。
②土鍋に移し、分量の水と塩を加えて混ぜる。
③吹きこぼれるまで強火で炊く（10～15分）。
④吹いたら弱火にして30分炊く。
⑤3火を止めて30分蒸らす。
⑥炊飯器または保温ジャーに移し、3日間保温状態を保ち、寝かせる。その間毎日しゃもじで混ぜて天地を返す。
※保温開始後、1週間程度が賞味期限。 食べきれないときは小分けにして冷凍保存する。
おわりに
「発酵玄米の作り方」、「発酵玄米の効果」などを別記事でまとめています。なぜダイエットに効果的なのか？についても詳しくかいていますので、ぜひ参考にしてください。
健康や美容、ダイエットに魅力的な『発酵玄米』。ぜひご家庭で作ってみてくださいね！！
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