話題の『発酵玄米』を圧力鍋で炊いてみましょう!!圧力鍋の魅力とコツとは?

玄米は白米よりも栄養価が高く「健康や美容、ダイエットに効果がある」という理由から、主食の白米を玄米ごはんに置き換える方が増えています。

ところが、せっかく始めても「長続きしなかった…」という声も。玄米ごはんがパサパサしていて食べづらいからなんです。私もその一人でした。

それを解決してくれるのが発酵玄米。小豆と塩と一緒に炊いた玄米ごはんを、3日間保温状態を保って寝かせたもの。

発酵させることでモチモチの食感にかわり、一気に食べやすく、おいしくなるんです。家庭で手作りできるという点も魅力的。

「発酵食品を手作りするなんてハードルが高そう…」と思っていましたが、実際に作ってみると意外に簡単。日々の食卓に取り入れています。

ふだん私は発酵玄米を炊飯器で作ることが多いのですが、「もっとおいしく食べたい」と思い、色々と試してみました。

その結果、圧力鍋で炊いた発酵玄米が一番おいしかったんです。

〇圧力鍋で炊くごはんはなぜおいしいの?
〇圧力鍋で作る方法を知りたいな
〇圧力鍋で上手に炊くコツはあるのかな?

順番にみていきましょう。





圧力鍋で炊くごはんはなぜおいしいの?

圧力鍋で炊く玄米ごはんがおいしいのは、ズバリ!!ガスの火力と圧力鍋の圧力の強さがなせる業。


圧力鍋のメリットとデメリットって?

最近私のまわりでも、土鍋や圧力鍋を使ってごはんを炊く方が増えています。

一見ハードルが高そうですが、圧力鍋や土鍋で炊き始めたらやみつきになり、「炊飯器を手放すことにした」という声も。

「おいしいごはんが炊ける」というのがその理由。ただ、次のようなデメリットもあります。

〇炊飯予約ができない
〇火加減の調節が必要
〇コンロを一口占領する

圧力鍋をオススメする理由がわかりやすくまとまっていたので、載せますね。

圧力鍋のメリットとは?

スピーディーにおいしく炊ける
炊飯器の普通炊きモードだと50~60分。圧力鍋なら20分足らずで炊き上がります。

1合からでもおいしく炊ける
炊飯器で少ない量を炊いてかたくなってしまった、という経験はありませんか?炊飯器だと構造上、焦がさず高温を保つことがむずかしいのです。

おかず作りにも使える
当たり前ですが、圧力鍋は炊飯だけでなく、カレーや肉じゃがなどの普段のおかずにも使えます。炊飯器と違って全面金属製のため、白ごはんに臭いが移ってしまう心配もありません。

丸洗いができる
炊飯器は電化製品なので、丸洗いはできませんね。圧力鍋はできます。特にオモリタイプのものは簡単に分解して洗えるものが多いんですよ。

光熱費の節約
炊飯中ずっと電気を使う炊飯器に対し、圧力鍋は加圧が終わったら火を止めるためガス代・電気代の節約になります。

一生ものとして長く使える
圧力鍋には電化製品のように寿命がないので、お手入れをちゃんとしていれば、一生ものとして長く使うことができます。

炊飯器は必要ない?圧力鍋で、シンプル生活への第一歩! | 【公式】ゼロ活力なべ・オールパンのアサヒ軽金属工業|【公式】ゼロ活力なべ・オールパンのアサヒ軽金属工業 (asahikei.co.jp)


圧力鍋で炊くごはんがおいしいわけは?


多くの方が、発酵玄米を炊飯器で作っているのではないでしょうか?私もふだんは炊飯器を使っています。

発酵玄米を「もっとおいしく食べたい!!」と思い、色々と試してみたんです。

その結果、一番おいしかったのが圧力鍋。味を追求するならば、オススメは圧力鍋です。

なぜ、圧力鍋で炊くごはんは炊飯器で炊くよりもおいしいのでしょうか?こんな記事をみつけました。

炊飯器で炊いた玄米がおいしくない原因と対策

炊飯器の玄米モードの通りに間違いなく炊いたものならば、その炊飯器の能力の限界です。
よくあるのは「お店で食べたようなもちもち感がない」ということがありますが、これは圧力をあげて炊かないと実現できない味です。

http://kodomomirai.doorblog.jp/archives/suihanki_genmai.html

つまり、圧力が関係しているということですね。その理由を詳しく説明しましょう。

圧力鍋は鍋の中が密封状態となり、気体が閉じ込められて圧力が上がります。

鍋の中の水は気圧が上がることで沸点が上がり、通常では100℃で加熱するところを、120℃程度の高温で加熱ができます。

高温調理によって短時間で食材に火が通り、また圧力がかかることで奥まで味が浸透し、おいしいお料理が仕上がるのです。



圧力鍋で作る方法を知りたいな

発酵玄米の作り方。大きなステップは次の2つ。塩と小豆で発酵が進み、酵素が出てきて酵素玄米ごはんになります。

①玄米と小豆と塩を圧力鍋で一緒に炊く
②3日間保温状態を保つ

それでは実際に、圧力鍋で発酵玄米を炊いてみましょう。

【材料】
玄米 3合
小豆 40g
天然塩  4g
水 900cc
※材料・分量は炊飯器と共通です。

お好みで、小豆がなくても作れます。詳しくは「体に嬉しい『発酵玄米』!!小豆なしでも作れちゃう!?小豆を入れる理由とは?」を参考にしてください。

【作り方】
①玄米と小豆を研ぎ、一時間以上浸水します(発芽玄米にする場合は17時間以上)。

ここが、通常の白米を炊くときと違うところです!!浸水時間を多くとることで、味も食感も格段によくなるので、しっかり守りましょう。

栄養価がアップする『発芽玄米』については「健康&美容&ダイエットに効果的!!スーパーフード『発酵玄米』の作り方」をお読みください。

②圧力鍋に移し、塩を加えて混ぜるふたを閉めて中火にかけます。

③圧がかかっておもりがシュッシュッと振れたら1分加熱。そのあと弱火にして15分加熱します。

④火を消して自然に圧力が抜けるまでそのまま置き(蒸らし)、圧力が抜けたらふたを開けてください。

⑤炊きあがった玄米ごはんを炊飯器か保温ジャーに移します。

⑥そのまま保温状態を保ち、3日間寝かせます。その間は毎日しゃもじでまぜて、天地を返してください。

※圧力鍋の種類によって方法が異なる場合があるので、取扱説明書に従ってください。



圧力鍋で上手に炊くコツはあるのかな?

発酵玄米を圧力鍋で炊くとなぜおいしいのか、そして発酵玄米を圧力鍋で炊く方法がお分かりいただけたと思います。

次に、発酵玄米を圧力鍋で炊くときのコツや留意点をみていきましょう。

①しっかり浸水させる
②タイマーで時間を計る
③IHは不向き


①しっかり浸水させる

前述しましたが、短い時間で炊き上げる圧力鍋の場合、浸水が不十分だとお米に芯が残り、おいしく炊けないことがあります。ご飯を炊く前にしっかり浸水させましょう。


②タイマーで時間を計る

加圧の時間が長かったり短かったりすると、ご飯がベチャベチャになったり、しっかり炊けなかったりと失敗の原因になってしまいます。

圧力鍋でご飯を作るための最大のポイントなので、タイマーでしっかり計りましょう。


③IHは不向き

IHクッキングヒーターは、熱が高くなりすぎると勝手に火が止まるなどメーカーにより仕様が異なるため、圧力鍋を使った炊飯には不向きです。


発酵玄米をもっとおいしく食べたいと思っている方
炊飯器で炊くか?圧力鍋で炊くか?を迷われている方
圧力鍋の炊き方を知りたい方

今回の記事を、ぜひ参考にしてくださいね。



まとめ

  • 圧力鍋で炊くごはんはなぜおいしいの?
    ガスの火力と圧力鍋の圧力の強さが理由
  • 圧力鍋で作る方法
    ①玄米と小豆と塩を圧力鍋で一緒に炊く
    ②3日間保温状態を保つ

    ※材料、浸水までの工程は炊飯器と共通。
    ・圧力鍋を中火にかける。
    ・圧がかかっておもりがシュッシュッと振れたら1分加熱。
    ・弱火にして15分加熱。
    ・火を消して自然に圧力が抜けるまでそのまま置く。
    ・圧力が抜けたらふたを開ける。
  • 圧力鍋で上手に炊くコツはあるのかな?
    ①しっかり浸水させる
    ②タイマーで時間を計る
    ③IHは不向き



おわりに

「発酵玄米の効果」「発酵玄米の作り方」などを別記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。
健康、美容、ダイエット効果の高い『発酵玄米』。圧力鍋で、おいしく作ってみてくださいね。

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