2つの垢を見極めて お風呂掃除のプロになろう!! つい長居したくなっちゃう、快適お風呂に早変わり
お風呂掃除で困ることと言えば、洗剤を使っても中々落ちない汚れがあること、長年放置した垢を落とすのは大変と感じている人も少なくありません。
お掃除の億劫さの一つに「垢の汚れが中々落ちてくれない」があります。何度こすっても、何度磨いても落ちてくれない垢は、掃除のヤル気も半減させてしまいますね。
始めてみたけど、途中から気分が乗らなくなったという方に、垢を落とすためのポイントをギュッとまとめてみました!
お掃除嫌いも、コツさえ掴んでしまえば「汚れがスッと落ちてたのしい!!」に変わっていくかもしれませんね。
垢の汚れの正体と、汚れの場所や洗浄方法をお伝えしていきたいと思います。
スルスル落ちる垢汚れは、楽しい上に少しずつの「出来た!!」の成功体験にもなっていきます。
この記事の目次
- 1.お風呂にある2種類の垢とは?
- 2.場所別で見るお風呂の汚れ
- 2-1.浴槽(内側)
- 2-2.浴槽(外側)
- 2-3.排水溝
- 2-4.蛇口・水栓金具・てすり
- 2-5.床
- 3.お風呂の汚れをサッとオフ
- 3-1.場所別で見るお風呂の汚れ
- 3-2.湯垢・手垢
- 3-3.水垢
- 4.まとめ
- 5.おわりに
1.お風呂にある2種類の垢とは?
お風呂の垢には、水垢と湯垢の2種類があります。垢の種類によって成分が違うので、どんな成分からできているのかを見ていくことでお掃除がグッとラクになります。
1-1.水垢
水垢は蛇口や浴槽のフチなどにつきやすく、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が水垢となる大きな要因で、浴室のあちこちに水滴がついたものが蒸発したり、水たまりとなったりとその繰り返しが積み重なりミネラル成分だけが残り、結晶化してガンコな水垢となっていきます。
水垢はアルカリ性なので酸性のクエン酸で落とすことができます。
水垢は地域の水質や風土によってつきやすかったり、つきにくかったりがあるようです。水垢は軟水より硬水のほうがつきやすいと言われているため、硬水の地域の人は、水垢がつきやすい面もあります。
1-2.湯垢
湯垢は体の汚れから出る皮脂や石鹸カスが菌と混ざりあって発生したものです。皮脂汚れは油分が含まれているので、菌が発生して繁殖するとぬるぬるとした状態になります。
湯垢は酸性なので、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダや、アルカリ電解水で汚れを落とすことが出来ます。特に椅子などについた湯垢は中々落ちにくいもの、洗剤をたっぷりかけて時間を置いてからお掃除することがポイントです。
2.場所別で見るお風呂の汚れ
お風呂場は水場であるため、水垢がつきやすい場所は天井から壁、すべてにあります。皮脂などの汚れは低いところに発生しやすくなっています。
それぞれの垢の付着しやすい場所を捉えておくことで、お掃除方法のコツを掴んでいきます。
2-1.浴槽(内側)
皮脂汚れが最も付きやすい場所で、放置しておくとザラザラとしたこびりつきの汚れとなっていきます。掃除のタイミングは、入浴直後がもっとも垢がゆるんでいるので、あまり力を入れなくてもお掃除ができるのでおススメです。もし入浴直後でない場合は、一度お湯をかけてから洗浄するとよいでしょう。また、ピンクヌメリも発生しやすいです。
2-2.浴槽(外側)
浴槽のヘリの上側には水垢の跡が溜まっていることが多いと思います。水ハケが悪く、蒸発を繰り返されることで水滴が結晶化することが多いです。お風呂上りに、ササっと拭いておくことで予防できます。
2-3.排水溝
排水溝には、皮脂や洗剤、石鹸カスなどさまざまな菌が繁殖をしていて、ヌメリやヘドロで汚れています。排水溝は分解ができるので、トラップとお皿を外してゴミや髪の毛を取り除いていきます。普段の生活でも、お風呂後に髪の毛を取る習慣をしてくことで、ヌメリや汚れが溜まることが減っていきます。
2-4.蛇口・水栓金具・てすり
水垢の汚れが付きやすい場所で、金属部分にまだら模様のように白く曇り、輝きがなくなってきたら水垢が発生しています。水回りに多く繁殖をしていて、特に金属には付着しやすいです。放置しておくと、どんどん固くなり石膏のような固まりになってしまうので、早めの対処が大切です。
ただ、酸性の洗剤は金属を腐食させてしまうことがあるので、蛇口などの金属部分は掃除が終わったらすぐに洗い流すようにすることが大切です。
2-5.床
床には洗浄後の皮脂汚れが流れていきます。汚れが床や壁と床の間のフチに溜まって蓄積されていくことがあります。床の隙間には特にたまりやすく、気が付くと黄ばんで中々落ちない汚れになっていることもあります。
お掃除業で
水垢の汚れは、湯舟の上の部分と金属の蛇口につきやすく、そのまま放置していくと固まりの水垢になり、洗剤を付けても浸透しない落ちない汚れとなっていきます。水が溜まりやすい場所は要注意です。
3.お風呂の汚れをサッとオフ
お風呂の「垢」の汚れには、「湯垢」と「水垢」があります。アルカリ性と酸性の性質をもっているので、垢の性質を知って洗剤を使い分けていきます。お風呂の掃除で困っている方の多くが、どの洗剤を使えばいいのか分からないところにあると思います。汚れの特性を知って洗剤を使い分けていくことで、力を使わずにお掃除ができます。
3-1.湯垢・手垢
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤で落としていきます。浴槽などの湯垢の汚れはしっかりと付着しているので、アルカリ性の洗剤がおススメです。また椅子や桶などはとくに湯垢がつく場所です。
強めのアルカリ性の洗剤(アルカリ電解水)などを使うとスムーズに汚れが落ちていきます。しっかりスプレーをして時間が経ってからお掃除することがポイントです。
3-2.水垢
アルカリ性の汚れには酸性の洗剤で落としていきます。水垢は溜まった水が蒸発を繰り返すことで蓄積されていきます。お掃除後に浴室内を乾燥させたり、水拭きをすることで未然に防ぐことができます。
酸性の洗剤はクエン酸がおススメで、気になる部分にスプレーをしてお掃除をしていきます。固まった水垢は落ちにくいので、お湯をかけてからスプレーをしていくと、よりスムーズに汚れが落ちていきます。
40℃以上の熱めのお湯をかけて汚れを浮かしていきます。こびりついた汚れは、スポンジで洗っても中々落ちにくいものです、温めて汚れを浮かしてからお掃除をすると、グンとお掃除がラクにできます。
4.まとめ
- お風呂にある2種類の垢とは?
お風呂の垢には、水垢と湯垢の2種類があります。
1.水垢・水垢は蛇口や浴槽のフチなどにつきやすく、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が水垢となる大きな要因です。
2.湯垢・湯垢は体の汚れから出る皮脂や石鹸カスが菌と混ざりあって発生したものです。 - 場所別で見るお風呂の汚れ
お風呂場は水場であるため、水垢がつきやすい場所は天井から壁、すべてにあります。皮脂などの汚れは低いところに発生しやすくなっています。
1.浴槽(内側)
皮脂汚れが最も付きやすい場所で、放置しておくとザラザラとしたこびりつきの汚れとなっていきます。
2.浴槽(外側)
浴槽のヘリの上側には水垢の跡が溜まっていることが多いです。
3.排水溝
排水溝には、皮脂や洗剤、石鹸カスなどさまざまな菌が繁殖をしていて、ヌメリやヘドロで汚れています。
4.蛇口・水栓金具・てすり
水垢の汚れが付きやすい場所で、金属部分にまだら模様のように白く曇り、輝きがなくなってきたら発生しています。
5.床
床には洗浄後の皮脂汚れが流れていきます。 - お風呂の汚れをサッとオフお掃除方法
全体的に40℃以上の熱めのお湯をかけて汚れを浮かしていきます。お風呂の「垢」の汚れには、「湯垢」と「水垢」があります。
1.湯垢・手垢
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤で落としていきます。
2.水垢
アルカリ性の汚れには酸性の洗剤で落としていきます。
5.おわりに
お風呂には水垢と湯垢の2つの垢があります。2つの垢の性質を知ることで、お掃除の仕方がグンと楽になり、なおかつ時短にもなります。
ぜひ、一度垢を見極めつつ、お掃除をしてみて下さい。
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