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腸活+温活のすすめ~『腸温活』とは?腸を温める5つの方法をご紹介します!!

『温活』『腸活』が流行っていますが、『腸温活』という言葉を聞いたことがありますか?腸を温めると健康や美容に良い効果をもたらすと言われています。

カラダの不調を訴える方は、腸が冷えていることが多いそうです。なぜ腸を温めるといいのでしょうか?腸を温めるにはどうしたらいいのでしょうか?今回は『腸温活』についてお伝えします。

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腸内環境が悪化している状態とは?


3つの腸内細菌のバランスが大切

腸にはたくさんの菌が生息しています。腸内細菌は「善玉菌・悪玉菌・日和見菌」の3つに分類され、理想的な割合は、善玉菌:悪玉菌:日和見菌= 2:1:7だと言われています。

〇善玉菌
悪玉菌の侵入や増殖を防ぎ、腸の運動を促す菌

〇悪玉菌
腸内で有害物質を作り出し、お腹の調子を悪くする菌

〇日和見菌
善玉菌と悪玉菌のうち、数が多いほうの味方につく菌


腸内環境が悪化していると?

このバランスが崩れて悪玉菌が増えすぎると、腸内環境が悪化した状態となります。善玉菌が腸内で発酵活動を行うのに対して、悪玉菌は腐敗活動を行い、有害物質を生み出すからです。

腸は栄養を吸収し、不要なものを排出する大切な臓器。腸が弱るとカラダに必要な栄養を吸収できなくなるためエネルギー不足となったり、カラダの有毒物質を便として排出できずに次のような悪影響を及ぼしたりします。

①免疫力が低下する
②太る
③肌トラブルを起こす
④精神不安定になる

詳しくは、こちらを参考にしてください↓↓

腸内環境を整えるとどんな良いことがあるの?腸活で得られる4つのメリットって?

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腸の働きとは?


腸の働きとは?

腸の働きは「消化・吸収」。口で細かく砕かれた食べ物は、唾液とともに食道を通って胃に送られます。胃で3~4時間かけてドロドロの状態にされ、さらに小腸へ。

小腸で約8時間かけて栄養が吸収されたあと、大腸で約10時間かけて水分が吸収されます。便は、栄養と水分が吸収された食べ物のカスです。


ぜんどう運動の働きって?

腸内の移動は、ぜんどう運動、分節運動、振子運動という3つの動きを組み合わせて行われます。ぜんどう運動は、縮んだり緩んだりする動きを繰り返すことで、腸の内容物をスムーズに送り出すことができます。

ぜん動運動がしっかり行われることで、腸内環境が正常に保たれているんです。このぜんどう運動をコントロールしているのが、自律神経だと言われています。

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腸が冷えるとなぜいけないの?


腸が内容物を送り出す『ぜんどう運動』は、自律神経がコントロールしています。腸が冷えることで、その自律神経が乱れてしまうのです。

カラダが冷えると交感神経が優位になってぜんどう運動が抑えられ、腸の動きが鈍くなります。この状態を「停滞腸」と言います。

腸の動きが鈍くなると内容物が腸内に滞り、悪玉菌が増えて有毒物質を作り出すため、腸内環境が悪化します。その結果、栄養の消化・吸収ができなかったり、老廃物を排出できなくなったりしてカラダの不調を招いてしまうんです。



腸を温める方法とは?


腸を温めるには、内側から温める方法と外側から温める方法とが考えられます。具体的にみていきましょう。

①食事
②運動
③入浴
④服装
⑤温める


①食事


腸を温める4つの方法とは?

腸温活には、血流を良くしたり代謝を上げたりすることが大切です。そのためには、栄養バランスがとれた食事を心がけましょう。さらに次のことを意識してみてください。

〇カラダを温める食べ物をとる
〇タンパク質をとる
〇発酵食品をとる
〇水分は温めるか常温でとる


〇カラダを温める食べ物をとる

食べ物にはカラダを温めるものと、冷やすものとがあります。食事の約7割がカラダの熱になると言われていますので、食材選びや料理方法などは大切なポイント。

根菜はカラダを温めると言われています。効果の高いスパイスも上手にとり入れたいですね。いくつか例を挙げておきますので、ぜひ参考にしてください。

しょうが、にんにく、人参、レンコン、山芋、百合根、ねぎ、ニラ、紫蘇、らっきょう、かぶ、小松菜、南瓜、栗、牛肉、羊肉、鶏肉、豚肉、えび、鮭、シナモン、味噌、酢など

また、夏場に熱いからといってアイスクリームや冷たい飲み物ばかり取っていると腸が冷えてしまうので、注意しましょう。


〇タンパク質をとる

タンパク質は熱を生み出す筋肉量を維持するために欠かせません。現代人のタンパク質不足が指摘されています。意識して摂るようにしましょう。


〇発酵食品をとる

テレビや雑誌などのメディアでも注目されている発酵食品。腸内環境を整えてくれます。いくつかの種類を組み合わせて日々の食卓にとり入れることで効果がアップします。


〇水分は温めるか常温でとる

水分は、温めるか常温で飲みましょう。腸温活には、白湯を摂ることをおすすめします。白湯の作り方や効果・効能については、次の記事を参考にしてください。

健康にも美容にも効果的!!『白湯』の作り方とは?効能や飲み方のポイント、アレンジ方法などもお伝えします!!

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運動


筋肉は、カラダの熱量の6割を作り出します。女性に冷え性が多いのは、この筋肉量が少ないことが一因だと言われています。

体温が上がるのは、温かい血が全身を巡るから。運動をすることで代謝がアップし、血流がよくなってカラダが温まります。

スクワットのすすめ

下半身の脂肪が落ちるとともに、必要な筋肉も付くので、ふくらはぎや太もも、腰などが引き締まった下半身をつくりながら、血行を良くすることができます。

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入浴


入浴をシャワーで済ませる人も増えていますが、湯船につかって体を温めることで血液の循環が良くなります。38~40度のお湯へ10~15分を目安に肩まで浸かることがポイントとなります。



④服装


衣類や靴によって血管を圧迫することで血流が滞るケースも。動脈を圧迫すると、その先に血が流れづらくなります。拍動を感じる部分(手首や足首、股関節やひざ、ひじなどの関節)は、締め付け過ぎないように気をつけましょう。

寒い日に薄着だったり、防寒具をつけなかったりと、ファッション優先でカラダを冷やしてしまう方が多いです。お腹を出す洋服も腸を冷やす原因に。夏場のクーラーの利きすぎにも注意しましょう。



⑤温める


腹巻をしたり、温湿布や湯たんぽ、カイロなどでお腹周りを温めるのも効果的。外側からアプローチするこれらの方法は腸を直接温めるわけではありませんが、皮膚から伝わった温かさによって血流がよくなり、体温が上がります。



まとめ


  • 腸内環境が悪化すると?
    ①免疫力が低下する
    ②太る
    ③肌トラブルを起こす
    ④精神不安定になる  
  • 腸内環境が乱れている状態とは? 
    腸内細菌のバランスが崩れている状態のこと 
    理想の割合は 善玉菌:悪玉菌:日和見菌= 2:1:7
  • 腸が冷えるとなぜいけないの?
    腸の働きは「消化・吸収」
    →ぜん動運動によって内容物を送り出している→ぜん動運動は自律神経によってコントロールされている→腸が冷えると自律神経が乱れる→ぜんどう運動がうまくいかなくなると内容物が滞る→不要物が溜まって腸内環境が悪化する
  • 腸を温める5つの方法とは?
    ①食事
    ②運動
    ③入浴
    ④服装
    ⑤温める



おわりに


最近、腸が冷えている方が増えています。腸が冷えると腸内環境が悪化してしまい、増えた悪玉菌が有毒物質を生成し、カラダに悪影響を及ぼします。

健康を害するだけでなく、太りやすくなったり、肌荒れを起こしたり、メンタルにも関与するんです。さらには脳にまで!!カラダも心も元気で、生き生きと生活するために、『腸温活』をおススメします。今回の記事を参考にして、できるところから取り組んでみてくださいね。


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