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便秘①便秘とは?便秘には種類がある?!便秘になるとどうなるの?

私はかつて便秘に悩まされていて、一週間以上出ないこともありました。いつもお腹が張って苦しくて、顔中吹き出物だらけ。定期的に皮膚科で治療していました。イライラもすごくて。

それが今では毎日快便なんです。吹き出物はすっかり消え、精神的も穏やかになって、子どもたちに「ママ変わったね」と言われるほど。

なぜ便秘になってしまうのでしょうか?便秘になるとどんなデメリットが?便秘を解消するには?わかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

便秘とは?


便ってなに?

腸の働きは「消化・吸収」。口で細かく砕かれた食べ物は、唾液とともに食道を通って胃に送られます。胃で3~4時間かけてドロドロの状態にされ、さらに小腸へ。

小腸で約8時間かけて栄養が吸収されたあと、大腸で約10時間かけて水分が吸収されます。便は、栄養と水分が吸収された食べ物のカスです。


便秘とは?

日本内科学会の定義によると、便秘とは「3日以上排便がない状態」。便が出たとしても硬かったり量が少なかったり、残便感が残っていたりする場合も便秘であると言えます。

便が出る周期は個人差がありますので、毎日出ているかどうかよりも残便感、お腹のはりや痛みの有無で判断します。

腸内の移動は、ぜんどう運動、分節運動、振子運動という3つの動きを組み合わせて行われます。ぜんどう運動は、縮んだり緩んだりする動きを繰り返すことで、腸の内容物をスムーズに送り出すことができます。

ところが、悪玉菌がつくる有害物質によって腸管が麻痺すると、ぜん動運動は鈍くなってしまうんです。便秘はぜんどう運動が鈍くなって内容物を送り出せず、大腸内に便が停滞している状態。

下痢や軟便は?

便の水分量がバナナうんちよりも多い状態。腸内で悪玉菌が優勢になると、悪玉菌が生み出す有害物質を一刻も早く体外に排出しようとするため、ぜんどう運動が活発になり過ぎて内容物が腸内を通過するスピードが速まります。すると、大腸で水分が十分に吸収されずないために便が柔らかくなるんです。


腸内環境の悪化は便でわかります!

腸内環境が悪化しているかどうかを判断する際に、一番わかりやすいのは便。色や形、においをみます。まずは便秘や下痢をする方が多いです。また、お腹にガスがたまってハリ感が強くなったり、おならやゲップが増えたりする方もいます。

悪化した腸内環境とは、悪玉菌が増えて腸内細菌のバランスが崩れた状態のこと。悪玉菌が生み出した毒素は、血液にのって全身を巡ってしまいます。

口から入った食べ物が便として排泄されるまでの時間は24~72時間だといわれています。 つまり便は1~3日前に食べたものに影響されていますので、チェックの目安にしてください。


腸内環境が整っているときの便とは?

腸内環境がよいときは、黄色~黄褐色で軟らかいバナナ状。力まなくてもするりと出ます。善玉菌が優勢で腸内環境が良い状態だと、便のにおいも不快なものではありません。

バナナ状のうんちって?

70~80%が水分。10~20%が腸内細菌(生きている細菌やその死骸)で、残り10%が消化管で吸収されなかった食べかすや古くなって腸から脱落した細胞などです。

下痢や便秘は、腸内環境が悪化しているかどうかのバロメーターになります。また、悪玉菌が増えると便の色は黒に近くなり、においがきつくなります。



便秘には種類があります!


便秘は、機能性便秘と器質性便秘の2つに大別されます。機能性便秘はさらに弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸性便秘の3種類があります。

①機能性便秘
〇弛緩性便秘
〇痙攣性便秘
〇直腸性便秘

②器質性便秘


①機能性便秘

大腸や直腸、肛門の働きに問題があると起こる便秘。弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸性便秘の3種類があります。便秘のほとんどがこれら3つのいずれかに当てはまります。生活習慣を見直すことで改善されることが多いです。

〇弛緩性便秘

便秘の中で最も多い理由がこちら。大腸の運動が低下したために起こります。便を押し出すぜん動運動が十分に行われずに大腸内に便がたまり、水分がなくなって硬くなった状態です。食物繊維不足、水分不足、運動不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが原因 。女性や高齢者に多くみられます。

〇痙攣性便秘

ぜん動運動をコントロールしている自律神経。痙攣性便秘は、自律神経のバランスが崩れることで起こります。 副交感神経が過度に興奮すると腸管が緊張してぜん動運動が強くなります。腸が痙攣を起こしてしまうために便が上手に運ばれなくなっている状態。ストレス過多の人、若者や仕事に追われている人がなりやすいです。

〇直腸性便秘

便が直腸に到達しても便意を催さず、直腸内に停滞してしまっている状態。排便を我慢したり、浣腸を常用していたりすることが原因となります。高齢者や寝たきりの人、痔の人、忙しくてトイレタイムをとれない人などがなりやすいです。


器質性便秘

生活習慣を見直すことで改善される機能性便秘に対して、医療機関の受診が必要なのが器質性便秘。胃、小腸、大腸、肛門などの消化器に何らかの疾患が原因で起こっている便秘なので、治療が必要です。血便、激しい腹痛、嘔吐などがみられたら要注意です。



便秘になると?


便秘は万病のもとと言われます。便秘をすると、次のようなデメリットがあるんです。順番にみていきましょう。

①デトックス機能が低下する
②血流が悪くなる
③腸内環境が悪化する



①便秘になるとデトックス機能が低下する


デトックスのトップは便

知らず知らずのうちにカラダに溜まる老廃物。老廃物は、便、尿、汗によって排出されます。その排出量を比べてみると、圧倒的に大きいのが便の割合。便秘をすると、体内の毒素が外に出ずらいということなんです。

〇便 75%
〇尿 20%
〇汗(皮膚) 3%
〇毛髪・爪 2%


デトックスできないと…

老廃物が溜まると新陳代謝が悪くなり、次のような不調を引き起こします。

〇むくみ
〇便秘
〇肌あれ
〇肥満
〇疲労
〇倦怠感
〇肩こり
〇ストレス
〇抜け毛
〇冷え
〇生理痛
〇内膜症

デトックスについて詳しくは、こちらの記事にまとめてあります↓↓

デトックスで体をきれいに!!有害物質が溜まるとどうなるの?毒素を排出する4つの方法とは?

デトックスで体をきれいに!毒出しに大切な3つのポイントと4つの方法!!デトックスを意識した食事とは?

デトックスで体をきれいに!!食事への配慮以外にもあった!!毒素を排出するための3つの方法とは? 



②便秘になると血流が悪くなる


便秘で血行不良に?

血管やリンパに毒素が溜まると体液の流れが滞って巡りが悪くなります。血流が悪くなると、さらに老廃物が蓄積していく…という悪循環に陥ってしまいます。


血行不良になると…

血液はカラダの隅々まで栄養と酸素を届け、体内の不要物を運んで外に排出するという大切な働きを担っています。その流れが滞ると細胞に栄養が行き渡らなくなるうえ、老廃物が細胞の間に溜まってしまい、健康や美容に悪影響を及ぼすんです。血行が悪くなることで次のような不調が引き起こされてしまいます。

①冷え症
②むくみ・肥満
③肩こり・腰痛・関節痛
④婦人科系の不調
⑤虚血性疾患

虚血とは、カラダの組織や細胞に必要量の血液が供給されない状態。虚血が起こる臓器によって症状は様々であり、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などが代表的です。


「血行」について詳しくはこちらの記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください↓↓

血行不良は万病のもと!!血管年齢が高く、ドロドロの血だとリスク大!!血流を改善するポイントとは?

簡単にわかる血の話。健康に悪影響を及ぼす血行不良。血液の役割とは?なぜ血の巡りが悪くなるの?血流改善のために大切なこととは?



③便秘になると腸内環境が悪化する


便秘をすると腸内に有毒ガスが溜まってしまいます。要は、腸内で腐敗が起こっている状態。腸内環境が悪化すると、カラダに次のような影響を与えます。

〇免疫力が下がる
〇肌が荒れる
〇太りやすくなる
〇メンタルが落ちる


腸内環境の悪化によって免疫力が下がる

ウイルスや細菌の多くは、口や鼻から体の中に入ってきます。腸に至るまでの消化管は、常に感染の危険にさらされていることになります。

これらの外敵からカラダを守るためのバリア機能として、およそ70%の免疫細胞が腸に集まっているんです。これを「腸菅免疫」と呼んでいます。

腸に達したウイルスや細菌は、腸壁にあるパイエル板に取り込まれます。侵入したものを有害だと判断すると、パイエル板の中の免疫細胞がグロブリンA(IgA) という免疫物質を出して排除します。


腸内環境の悪化によって肌が荒れる

美容効果を得るために、なぜ腸内環境を整える必要があるのでしょうか?その答えは主に次の3つです。

〇便秘になると有毒ガスや活性酸素を発生し、肌荒れにつながってしまうから
〇腸内環境が整うと、美肌や美髪に必要な栄養をしっかり吸収できるから
〇腸内環境が整うとストレスが緩和されるから

〇便秘になると有毒ガスや活性酸素を発生し、肌荒れにつながってしまうから

便秘になると腸内に悪玉菌が増加し、 アンモニア、フェノール、硫化水素などの 有害物質が生成されます。それらは便として排出されずに、 腸内に留まります。腸壁から吸収されて血液に溶け、全身へと運ばれてしまうんです。

カラダは、腸から届いた有害物質を汗や皮脂などと一緒に毛穴から外へ排出しようとします。そのときに老廃物が肌の角質や皮脂と結び付き、肌荒れや吹き出物となってしまう…というのが理由です。

〇腸内環境が整うと、美肌や美髪に必要な栄養をしっかり吸収できるから

腸は言わずと知れた栄養を吸収する臓器です。便秘になって腸内環境が悪化すると、必要な栄養を吸収できなくなってしまいます。栄養が不足すれば当然ターンオーバーがうまくいかなくなり、肌や髪を健やかに保つことができなくなります。

〇腸内環境が整うとストレスが緩和されるから

幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは、ストレスを緩和してくれます。セロトニンは、腸から脳にその材料が送られて生成されるため、腸内環境と密接な関係があるんです。

美容とストレスとの関係は、多くの人が知るところですね。ストレスがたまると、食生活や睡眠などの生活リズムが乱れがちに。

ストレスを発散するために食べ過ぎたり、拒食になったり、やたら甘いものが食べたくなったりした経験はありませんか?また、色々考えすぎて寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりと、睡眠の質も低下してしまいます。

食生活の乱れや睡眠の質は、肌荒れに直結します。また、ストレスからホルモンバランスが崩れ、吹き出物が増えてしまったという声もよく聞かれます。


腸内環境の悪化によって太りやすくなる

ダイエット効果を得るために、なぜ腸内環境を整える必要があるのでしょうか?その答えは

〇便秘をすると、食べ物のカスが皮下脂肪として蓄えられてしまうから
〇胃腸が弱ると、基礎代謝が低下してしまうから
〇腸内環境が乱れると、必要な栄養を吸収できないから
〇腸内環境が悪化すると、自律神経が乱れるから
〇腸内環境が整うとストレスが緩和されるから

〇便秘をすると、食べ物のカスが皮下脂肪として蓄えられてしまうから

便が排出されずに腸内に留まっていると、吸収されなかった脂肪分や糖分が水分と一緒に体内へ再吸収されてしまいます。それが皮下脂肪として蓄えられてしまうんです。

〇胃腸が弱ると、基礎代謝が低下してしまうから

胃腸の働きが鈍くなったり腸内フローラが乱れたりすると、基礎代謝が落ちてしまいます。摂取したカロリーを消化することができないので、肥満につながってしまうんです。

基礎代謝の話

1日で使いきれずに余ったカロリーは、カラダに体脂肪として蓄えられます。 肥満防止には消費カロリー>摂取カロリー」の状態にしておくことが必要。

摂取されたカロリー(エネルギー)は、10%が消化に、20%が運動するエネルギーに、70%が基礎代謝・生命維持で使われます。 同じものを食べても太ってしまう人と太りにくい人がいるのは、基礎代謝量の個人差によるんです!!

基礎代謝は、 呼吸をしたり、血液を循環させたり、体温を一定に保ったり、内臓を動かしたりするためのエネルギー。 何もせずに横になっていても消費されるもの。言い換えると「寝ていても使うカロリー」です。

〇腸内環境が乱れると、必要な栄養を吸収できないから

悪玉菌が増加することによって腸内環境のバランスがくずれてしまうと、ダイエットに効果的な栄養素をうまく吸収できなくなってしまいます。

〇腸内環境が悪化すると、自律神経が乱れるから

自律神経は、体の器官の働きを調節する重要な神経。交感神経と副交感神経が交互に活発化することでバランスを保っています。そのバランスが乱れて交感神経が強く作用し続けると、代謝が落ちてしまいます。 自律神経と腸は密接な関係にあると言われています。自律神経を整えるには、腸をきれいにしておかなければなりません。

〇腸内環境が整うとストレスが緩和されるから

ダイエットとストレスとの関係は、多くの人が知るところですね。ストレスがたまるほどドカ食いに走ったり、甘いものが欲しくなったりします。


腸内環境の悪化によってメンタルが落ちる

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の約90%が腸に存在しています。セロトニンが増えると、精神状態が安定します。逆に不足すると、慢性的ストレスや疲労、意欲低下、うつ症状、不安感やイライラ感の原因となるんです。

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まとめ

  • 便とは?
    栄養と水分が吸収された食べ物のカス
  • 便秘とは?
    「3日以上排便がない状態」
    硬かったり量が少なかったり、残便感が残っていたりする場合
  • 便秘の種類
    ①機能性便秘
    〇弛緩性便秘
    〇痙攣性便秘
    〇直腸性便秘
    ②器質性便秘
  • 便秘になると?
    ①デトックス機能が低下する
    ②血流が悪くなる
    ③腸内環境が悪化する
  • デトックス機能が低下すると?
    〇むくみ
    〇便秘
    〇肌あれ
    〇肥満
    〇疲労
    〇倦怠感
    〇肩こり
    〇ストレス
    〇抜け毛
    〇冷え
    〇生理痛
    〇内膜症
  • 血行不良になると?
    ①冷え症
    ②むくみ・肥満
    ③肩こり・腰痛・関節痛
    ④婦人科系の不調
    ⑤虚血性疾患
  • 腸内環境が悪化すると?
    ①免疫力が低下する
    ②太る
    ③肌トラブルを起こす
    ④精神不安定になる  



おわりに


便秘は万病のもと。便秘がもたらす不調について詳しくみてきました。健康を害するだけでなく、太りやすくなったり、肌荒れを起こしたり、メンタルにも関与するんです。

便秘②では、便秘になる原因や便秘解消の方法などをまとめます。ぜひ参考にして、できるところから取り組んでみてくださいね。

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