必要?不要?ヨーグルトメーカー「発酵バターの作り方」あると便利な理由って?

最近、発酵食品が話題ですね。健康や美容、ダイエットに効果的だと言われています。

市販されているものでもいいのですが、自分で作ると、原材料や製造過程が目に見えるので、安心です。

発酵バターもその一つ。「手作りなんてハードルが高そう…」と思いがちですが、意外に簡単。作り始めるとおいしいうえに楽しくて、すっかりはまってしまいました。

そして、発酵食品を作り始めると、欲しくなるのがヨーグルトメーカー。

発酵バターの作り方を調べても、ほとんどのレシピがヨーグルトメーカーを使っています。今回のテーマは

\ヨーグルトメーカーはなぜ便利なの?/

ヨーグルトメーカーを買うかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。





ヨーグルトメーカーはなぜ便利なの?


ヨーグルトメーカーがなぜ便利なのか?答えは簡単。発酵に適した一定の温度を保ってくれるから!!

発酵には、適温があります。発酵菌によって違いますが、発酵バターでは、乳酸菌を使います。

乳酸菌の発酵に最も適した温度は40~45度。

発酵食品作りは、温度など環境に左右されますが、これがなかなか難しいし、手間なんです。

ヨーグルトメーカーがあれば、つねに一定の状態にキープして理想的な発酵食品に仕上げてくれます。

適した温度と時間をセットして、スイッチを押すだけ。オートで仕上げてくれるから、らくちん!!





ヨーグルトメーカーがなくても発酵バターは作れるの?


答えは「YES!!」発酵に必要な条件を揃えることができれば、ヨーグルトメーカーがなくても作ることができます。

発酵バターと通常のバターの違いは、発酵しているかしていないか?その違いを簡単にまとめると、以下の通りです。

〇非発酵バター(甘性バター)
クリームをかき混ぜて、乳脂肪分を分離させることで作られます。

〇発酵バタークリーム
クリームに乳酸菌を混ぜて、発酵させてから作ります。

発酵バターは、製造過程で乳酸菌を混ぜて、乳酸発酵をさせているんですね。乳酸発酵に適した温度と、必要な時間は

\40~45度で6時間/

ヨーグルトメーカーを使わなくても、この状態を作ることができれば、発酵バターができるということです。


乳酸菌は通常、50℃以上で徐々に、70度でほぼ死滅すると言われています。

ようするに、高温で加熱すると乳酸菌は死んでしまうので、この点は注意が必要です。


具体的にヨーグルトメーカー以外で乳酸発酵させる方法としては、次の6通りがあります。

①常温で発酵させる
②オーブンで発酵させる
③発泡スチロール+ペットボトルで発酵させる
④鍋+お湯+ブランケットで発酵させる
⑤ホームベーカリーの発酵機能を使って発酵させる
⑥炊飯器で発酵させる

詳しくは「話題の『発酵バター』は\ヨーグルトメーカーなし/でも作れるの?6つの方法をご紹介!!」にまとめましたので、参考にしてください。


発酵バターをはじめとする発酵食品は、ヨーグルトメーカーがなくても作ることができます。

健康のために発酵食品を食べるんだと思いますが、効果の現れ方は人それぞれ。すぐに結果が出る方もいれば、タイムラグがある方も。

発酵食品は、毎日の食事に取り入れ、長く続けることが大切なんです。長続きの秘訣は「できるだけ簡単に、そしてらくちんに」。

それを考えると、発酵食品を作るためのアイテムとして、ヨーグルトメーカーは強い味方といえるでしょう。




ヨーグルトメーカーってどんなもの?


ヨーグルトメーカーの特徴は

〇温度設定ができる
〇タイマー機能がある
〇手ごろなお値段で買える
〇コンパクトなサイズ
〇ヨーグルト以外の発酵食品も作ることができる


温度設定ができる

ヨーグルトメーカーは、メーカーや機種にも寄りますが、大体25~70度に温度設定ができます。

発酵させる食品によって、最適な温度が異なるうえ、菌によっては温度によって死滅してしまうので、温度設定はかなり重要。

炊飯器の保温機能を使う方もいらっしゃいますが、最高だと74度まであがってしまうので、乳酸発酵は難しいんです。

※メーカーごとに若干異なりますので、お持ちの炊飯器の説明書をご確認ください。


タイマー設定ができる

発酵バターは、まずサワークリームを作ります。生クリームに乳酸菌を混ぜて発酵させるのですが、だいたい6時間位かかります。

そのあと冷蔵庫に移して寝かせますが、タイマー設定ができると、自分のスケジュールに合わせてできあがりの時間を決められるので、便利ですね。


手ごろなお値段で買える

ヨーグルトメーカーのお値段は、だいたい2500円~10000円です。

実店舗でも、ネットショップでも購入可能。


コンパクトサイズ

そんなに大きいものではないので、置き場所はとりません。牛乳パックよりもひと回り大きいくらいのサイズ感です。


ヨーグルト以外の発酵食品も作ることができる

発酵バターやヨーグルトのほかに、甘酒、発酵玉ねぎ、お味噌など様々な発酵食品を作ることができます。


その他

牛乳パックごとセットできるものがほとんどです。



ちなみに私は、ヨーグルトや甘酒、塩麴などの発酵食品をよく手作りするので、発酵食品用に4合炊きの炊飯器をもう一つ買いました。

サイズは小さめでさほど場所も取りません。

その炊飯器に「ヨーグルトモード」がついていて、約40度に温度を保ってくれるので重宝しています。

ネットショップから4000円程で購入したので、参考までに。



ヨーグルトメーカーを使った発酵バターの作り方については「2つの材料&2つのステップで作れちゃう!おいしくて体にも良い『発酵バター』の作り方」を参考にしてくださいね。

とてもおいしいので、ぜひ作ってみてください!!



まとめ


  • ヨーグルトメーカーはなぜ便利なの?
    発酵に適した一定の温度を保ってくれるから。
    適した温度と時間をセットして、スイッチを押すだけ。オートで仕上げてくれるから、らくちん!!
  • ヨーグルトメーカーがなくても発酵バターは作れるの?
    発酵に必要な条件を揃えることができれば、ヨーグルトメーカーがなくても作ることができる。
    発酵バターは、40~45度で6時間。

    ヨーグルトメーカー以外で乳酸発酵させる方法って?
    ①常温で発酵させる
    ②オーブンで発酵させる
    ③発泡スチロール+ペットボトルで発酵させる
    ④鍋+お湯+ブランケットで発酵させる
    ⑤ホームベーカリーの発酵機能を使って発酵させる
    ⑥炊飯器で発酵させる
  • ヨーグルトメーカーってどんなもの?
    〇温度設定ができる
    〇タイマー機能がある
    〇手ごろなお値段で買える
    〇コンパクトなサイズ
    〇ヨーグルト以外の発酵食品も作ることができる



おわりに


ヨーグルトメーカーについて説明してきました。購入を迷われている方の参考になったら嬉しいです。

クリームに乳酸菌を混ぜて、発酵させてから作る『発酵バター』は、健康にも美容にもダイエットにも効果的。

おいしく、健康に&きれいになれるなんて、理想的ですね。

発酵バターの詳しい効果については「おいしくて魅力がいっぱい!!『発酵バター』の効果・効能って?」にまとめました。

ぜひ手作りにも挑戦してみてくださいね!!

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